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ポジティブだけが正しいの?

人間悩みの一つ二つは抱えてるもの。
心配や不安のない人なんかいない。

ポジティブ思考なんて言葉が流行って、毎日いかにポジティブでいるかを意識した時期があった。
セミナー、勉強会にもいっぱい参加した。
ポジティブな人が集まるという交流会にもせっせと足を運んだ。
毎日、”ハッピー” だの ”ついてる” だの ”最高” だの言って盛り上がってる時もあった。
今思い出すとちょっと恥ずかしい中年パリピ状態だった。

そして出た結論。

ネガティブだっていいじゃないか

ネガティブな要素があって初めて、そこの向けたポジティブな行動が取れる。むしろネガティブがないとポジティブは存在しない。

”できない” ”分からない” 自分がいて、
”できる” 自分を褒められる。
”分かる” 喜びを実感できる。

”不安” ”心配” なものを持っているから、
他人の悩みや痛みも理解できる。

こんな根本的なことに気づいたのは40代半ばになった頃でした。
それから、悩んだりクヨクヨしてる自分をあまり責めなくなりました。
どうやら私は気づくまでにだいぶ時間がかかる人のようです。

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