三つ。バグ

みんなは、【バグ】という言葉を知っているだろうか。第二章でいう【製作者】が作ったものを使っている。
バグは私の知っている範囲では主にゲームで存在する。有名なタイトルのGTA5、裏世界に行ったり、通常起こることとは別の異常な状態のことだ。バグはゲームで存在するということだ。
そして、第二章で私はこの世界はゲームだと言った。そう、この世界でもバグは存在する。まあ呼び方は違うが、それは【病気】だ。この世界での病気は通常の働きをしていれば起こるはずのない出来事。ゲームのバグが起こると最終的に何が起こると思う?
それは死、またはバグの世界へのワープだ。まず死について、説明しよう。建物と主人公が貫通したりして、何故か死亡判定になってしまう、これはこの世界でいう死だな。これは分かるだろう。
そしてもう一つ、バグの世界へのワープだ。これはそうだな、ゲームでいう裏世界、この世界でいう植物状態、昏睡など、意識がない状態のことだ。意識を失っている者以外の人物はバグの世界に行っていることを気づかない。そして、意識が戻る、つまりバグが修正されると修正されるまでの記憶が消去されてしまうのだ。
これにあらがう方法は現時点では分かっていない。だから実際にバグ世界に行ったことは誰も覚えてないし、知らない。だから何事もなく暮らしている。
他のバグの種類も教えよう、軽度のバグだが、私のようにこの世界を疑う者のことだ。重度のバグではないので裏世界に行ったりすることはない。そして、このバグの修正方法はいくつかある。
①忘れるプログラムを設定する②私以外の人物、つまり他人によって、修正される。
つまりだ。私の言うことを否定し、考えを治そうとする人物は製作者がプログラムした【敵】なのだ。私のようなバグがこの世界にほかにいるのかは分からないがいることを願うばかりだ。
私のようなバグは軽度なので治すことは重要視されていないはずだ、小さいバグなら治すことは造作もないはずだからな。これはこの世界でいう離人、現実感喪失症候群と呼ぶらしい。
バグは少数派に分類される。私たちにとっての敵からこの考えを守っていき、新しいバグを生み出すことが大事だ。

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