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やごう

突然ですが、
来年3月26日に単発のイベントとして、
こども茶道教室を開くことになりました。

それまでは師範名の宗寿として、
デイサービスで
実際に抹茶を点ててもらったり、茶道にまつわるあれやこれやを話したりしてました。

デイサービスにて


でも、宗寿(そうじゅ)って言いにくい。
そして、本名もなんか歯がゆい。

どうしようかなーと思っていた時、
お店のように屋号を付けるのはどうだろうかと
思いつきました。


言葉選びが匠な友人に、こども茶道教室の話をしたところ、
『悠久の時をつなぐのね』
と言ってもらい、
ずっとこころの中に引っ掛かっていて。

それから昔と今をつなぐような言葉を探し始めました。
気になった言葉をiPhoneにメモし、
画数なんて見ちゃったりして、
たどり着いたのがアカウント名にもなっているこの名前。

すずめ始巣くう》です。

72候という、日本古来の季節を表す言葉
本来は「雀始巣」と書き、
3/20〜24日頃、雀が巣を作り始める時期のことを表します。
人間の生活している僅かな隙間に
枯葉や小枝、羽といった身近なものを使い巣を作るのです。

小さくて丸っこい姿や、ちゅんちゅん泣く様が愛らしく、また小さな茶室はある意味、巣っぽい。

この言葉と私の考える
〝フィットする茶道〟
がリンクしてるように思えて、
この言葉に決めました。
漢字表記だと少し堅苦しい気がしたので、
所々ひらがなに置き換えて、《すずめ始巣くう

実は、私がやりたいことを公言し出した時が
雀始巣の時期と重なっていて、
またそれも運命を感じています。

巣という表現も気に入ったので笑
併せて、抹茶を点てて体験してもらう場を
茶屋 巣》(ちゃや そう)として立ち上げることに決めました。

以後お見知り置きを!




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