昨日のこの記事の続きです。

何かと問題の多いA子が学校祭のダンスの取組でリーダーシップを発揮して、頑張っているという情報をゲット。

「これは朝イチで褒めてあげよう!」

玄関指導で待ち構えていると、きた来た!

来ましたよ!

相変わらず遅刻ギリギリのA子。

「おーい!急げよ!」

と玄関から出て声をかける。

彼女は、ちょっと怪我をしていて、あまり早くは歩けない。

後から来たB男が猛ダッシュでA子を追い越す。

焦るA子。

待ち受ける私。

私の前でこわばった表情のA子。

「昨日、ダンスでみんなを仕切って頑張っていたんだって?足は痛くないの」

「へっ?」

と一瞬の戸惑い。

おそらく、「遅い!」とか注意されると思っていたのでしょう。

「大丈夫です。痛くないです。」

ニコッと笑ったA子。

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しかし、A子。残念なことに髪にアヤをつけて結っている。

残念ながらうちの学校では認めていない。指導をしなければならない。

ただし、今はそのタイミングではないと考え、別のタイミングで声をかけをしようと考えました。

そして、迎えた昼休み。

各教室をぶらぶらと回って、いたらバッタリとA子と遭遇。

思わず出た言葉が

「髪型プリティーだねー!」

「ぷっ!」

と吹き出す、A子とその友人。

私はさらにたたみかけた。

「個人的には、その髪型とってもいいと思うよ。プリティーだよね。うん、とってもプリティー!よく似合ってるよね」

めちゃ笑顔のA子。

「でもさ、うちの学校に来る時は、我慢して、普通に縛ってもらえるかな。うちではそのプリティーな髪型でいいと思うけど」

もう、プリティの連呼。

5時間目は、A子のクラスの授業。

A子はずっと髪をいじってました。(笑)

これって、髪のことで授業に集中してない?

そう思う方もいると思います。

でも、髪の毛が気になっている。

というか、私には「プリティ」がリフレインしているんじゃないかなと(笑)

だからそれはそれで良いと思ったんです。

まあ、そのおかけでと言ったらなんだけど、いつもなら、途中で力尽きて、こくり、こくりと船を漕ぐA子。

しかし、この日は、最後までこちらの目を見て授業を聞いていました。(片手は、常に後ろ髪をいじってましたが笑)

さらに、驚くべきことに

「○○記念館に行ったことある人いる?」

と質問したら

さっと手を上げたのは、A子ただ一人。

「○○記念館には、□□が展示されているよね」

とA子にだけ語りかける、スペシャル「エコひいきタイム」。

久々に、A子が1時間起きていた授業。

学校祭の準備期間中は、ダンスでイキイキと活動しているA子。

来週も重点的にプリティー押しで行こうかな(笑)

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