ウチのカミさんは神さん【企画参加記事】
ららみぃたんさんのこちらの企画
『釈迦の化身』に参加記事です。
人生振り返ってみると、失恋や、失敗などネガティブな経験をした時に、
「どうして自分は・・・」
とベクトルが自分に向かっていたように思います。
今思えば、その時に出会った人々、出来事の全てが自分に大切な学びをもたらした『釈迦の化身』
そんな中で、唯一何気ない日常生活の中で、常に気づきと学びの経験を与え続けている身近な存在である妻、「うちのカミさん」こそ「神さん」
すなわち釈迦の化身だと思っています。
※長文・駄文の『6044文字』。お時間のある時にごゆっくりお読みください(笑)
いつだって直球どストレートの対応に感服
妻とは職場(学校)で出会いました。
30年も前。20代後半の頃。
私が当時の学校に勤務して3年目の春。
妻は、赴任してきました。(教員住宅の隣にきた。運命の出会い?)
小柄でおかっぱ頭で、犬を飼っている、立ち姿の美しい教員でした。(当時の出会いのイメージ)
いきなりの3学年配属。
さらには、3年生の担任。
前年度からの持ち上がりこのクラスは、いじめなど問題の多かった『よどみ』のあるクラスでした。
私は、当時2年生を担任し、生徒指導主事という学校全体の生徒指導を取りまとめる部署を担当していました。
妻の学級経営は、側から見ても、完全なアウェー状態。
前年度の学級経営の「よどみ」からか、完全な教師(大人)不信の生徒たち。
誰も担任を持ちたくなかった学級。
妻がどうのこうのではなく、誰がやっても苦労するのは目に見えていました。
案の定、妻は大苦戦。
コミュニケーションを積極的に取るも、生徒たちは
「は?いちいちうるせー」
と反発するか、無視。
妻は、そんな生徒たちに真正面からぶつかっていきます。
暴言を吐かれようが、無視されようが、その姿勢は変わりません。
「反応してくれる生徒はまだマシ。口を開かない生徒こそ大変で」
若いながら、本質を見極めたブレない生徒指導に感服した記憶があります。
愛は人を変える
しかし、2学期に入ると、生徒たちは大きく変容します。
9月の学校祭の頃には、
「先生!これ見て!」
生徒たちが妻を囲んで、楽しそうに学校祭準備をしている様子に安心した記憶があります。
反抗していた、生徒たちも
「先生、ちょっと話聞いてや!」
とベタベタとまとわりつくように。(笑)
彼女の裏表のない愛のある生徒指導は、子どもたちの心にしっかりと伝わっていきます。
しかし、そんな中で心を悩ます事件が起こるのです。
出口の見えないいじめ
前年度いじめに遭い、不登校気味だったA。
妻が担任になってから、心を開き、登校する日数も増えていくも
「靴に画鋲が入っていた。学校に行きたくない!」
そんなことが起こります。
「やっと学校に行けるようになったと思ったら、一体どういうことだ?なんとかしろ!」
父親はカンカンです。
担任である妻は、この出来事に心を痛めます。
誠心誠意、Aと向き合いつつ、学級の生徒たちに想いを伝えます。
前年度の人間関係は大きく改善された手応えもある。
学級は落ち着きを取り戻し、温かな雰囲気で緩やかにつながっている集団に変容したことは、側ら見ても明らかでした。
それにも関わらず、
「上靴に画鋲が入っていた」
というようないじめ行為が続きました。
期間にして、半年。
そのたびに、家庭訪問を繰り返し、再発防止を約束。
「そろそろ大丈夫か」と思った頃に、
Aから何かしらの訴えがある。
そんなことが繰り返されたのです。
「あんたをいじめるのはもうやめた」真心が通じた瞬間
家庭訪問には、生徒指導主事の私も同席し、学校としt組織的に対応していることも保護者に伝えました。
担任はやれることをやり、学級もとても落ち着いているだけに、起こっているいじめ行為には心を痛めている。
そんなことを話をした記憶があります。
その一方で、我々にはある疑問も浮かんでいました。
「もしや、Aの自作自演では?」
こんなことは口が裂けても、被害者本人にも、保護者にも言えません。
しかし、タイミングと状況から、そう思えざるをえないことが後半は続いたのです。
もしや、そうすることで、担任に振り向いてもらおうとしている?
こればかりは確かめようがありません。
妻は、淡々と事実を受け止め、対応を続ける。
毎度の家庭訪問では、父親からの罵声を浴びながら。
しかし、最後の家庭訪問では、Aも母親も明らかに、妻に対して信頼を寄せていることが手にとるようにわかりました。
このエピソードは拙著「若者よ!人生は花より根っこだ!2」の次の場面のヒントにもなっています。
「あんたをいじめるのはもうやめた!」
半年にわたって、激しく攻撃してきた父親にこう言わしめたのは、裏表なく真剣にAと対峙してきた妻の魂の願いが、父親にも伝わったのだと思います。
愛は真心に届く。
それによって、どんな怒りも最後は包み込んでしまう。
生涯忘れられない生徒指導に瞬間に立ち会うことができたのです。
妻は気づきを与えてくれるカミ(神)さんなんです!
破綻して入った妻の強制監査
私は自分でもいうのもなんですが、お金にズボラで、浪費癖を持っていました。
お金は、気がつけば無くなっている。
いつもそんな感じでした。
いくら給料が上がっても、その分支出も増え、もっとお金が欲しい!
いつも不足感を持って生きてきました。
しかし、妻と結婚して、家計のやりくりで、今までのようには行かなくなります。
「ノアの新車を買うために、毎月お互いに6万円ずつ積立をしよう!」
妻からそのように提案がありました。
毎月12万。2年間積み立てれば、新車を買う頭金は十分に貯まる。
そんな妻の皮算用は、私の浪費で脆くも崩れます。
というか当時は、互い別々のカードを持って、ケースバイケースで家計への支出していたんです。
家のローン等を支払い、さらに6万を出すと、実際に使えるお金には限りがある。
6万円を必死に積み立てるも、その分、私の収支はマイナスに。
そこできちんと、妻と話し合いもつべきだったんです。
でも、無理に無理を重ね、一時は『消費者金融からお金を借りようか』というところまで追い詰められTHE END。
「一体、何にお金を使っているのか?過去の明細を全部見せて説明して!」
妻からの強制監査が入りました(汗)
ここから、自分が何にいくら使っていたのか?
という現実ととことん向き合うことになります。
その結果
いかに浪費をしているか?
ということについて気づくのです。
お金と向き合うことは自分と向き合うこと
この監査でわかったこと。
それは、無自覚にお金を使い続けていたこと。
つまり、何にいくら使っているかすら把握できいない、サブスクがどっさりあったんです。
さらには、毎日のコンビニが良いでなんとなく、お茶だのおやつだのを買っていたことにも気づきました。
全くの無駄遣いであることがわかります。
しかし、なぜに、こうして無駄遣いを繰り返してきたのか?
実はこの時期、徹底的に内観を繰り返し、自分と向き合っていた頃でもありました。
これによってわかった『深いところの自分』とは、
信じらないくらいの自己肯定感が低い自分だったのです。
この時期は、「私を生きるセラピー」なるものよって、0歳〜53歳(当時)の各年齢の時の自分と徹底的に向き合いました。
この向き合いとは、かいつまんでいうと、抑圧し、放置されていた自分との対話です。
自分自身の感情に蓋をし続け、本心に気づかないまま(ふり)をしてきて、いろんなことが立ち行かなくなっていた時期だったんです。(学校が大荒れで、生徒指導に翻弄され、心身もボロボロになった頃でもありました)
そんな時に、あれよあれよと自分と向き合うためのご縁が続いたのもこの時期でした。
この流れのセカンドステージが、妻による強制監査。
言い換えれば、妻(カミ)プレゼンツ「お金の向き合い方」だったのだと思います。
この向き合いによって
自分は何も失っていないし、ダメな存在ではない。
そんなことが心の底から理解できました。
するとどうでしょう!
収入は変わらないのに、不足感はゼロに!
しかも、右から左に止まることのなかった万札がいつもお財布の中に止まるようになりました。(早い話が無駄遣いをしなくなっただけの話なんですがね笑)
お金への向き合い方は自分への向き合い方でもある。
これが私の得た学びです。
そして、この時期に満を持してのご縁が生まれます。
ハッピーマネーの体現者でもあるミイコさん。
1000万円の貯金をしたことがある。
住宅ローンは返済済み。
株や投資を自在に行っている。
私からしたら、ミイコさんも『チーム釈迦の化身』です(笑)
お金が好き!
すらっと言い切っている。
内観する以前の私なら、
「えっ?お金の亡者?」
そんなメンタルブロックが働いていたと思います。
しかし、ご縁という流れはいつだって完璧。
「平成の花咲じいさん」と呼ばれた大投資家「竹田和平」さんの考えに心酔しているもの同士ということがわかり、もう意気投合!(と勝手に思ってます)
過去世からのカルマ?
この節は、ちょっとスピリチュアルな話なので、その手の話が嫌いな人はスルーしてください。
実は、「私を生きるセラピー」の後、「時間に終われる」「お金が足りないという不足感がある」ことについて、過去世を見てもらったことがあります。
過去世では、お金のことで家族を路頭に迷わせ、挙げ句の果てには私は先に死んでしまう。
そんな大迷惑の人生を垣間見ました。
しかし、迷惑をかけても、真正面から私と向き合い、信じてついてきてくれた当時の妻。
そのイメージはなんだか現在の妻そのもの。
勝手に、「過去世の妻と家族のカルマを今こうして解消しているのかも」
なんて、時々思ったりすることもあります。
波乱万丈な人生だった過去世。
今世は穏やかに妻と生きていく。
そんな流れに乗っているのかも。
お金の課題もクリアし、今では
「なんとかなる」
という絶対的な安心感が心の底から沸々と湧き上がるようになりました。
ドラマからも人生を学べ
妻は、ドラマが大好きです。
録画していたドラマや最近では、TVerやNetflixから、過去のドラマや映画を見るのが趣味の一つ。
私は面白そうなドラマはついつい見入ってしまいます。
しかし、肝心の妻は寝ている(笑)
だから、同じドラマをなん度も見せられたりもします(笑)
これって妻というカミがドラマを通じて、私にメッセージを送ってる?
なんて、最近は思うようになってきました。
魂を揺さぶられ、内観せずにはいられないかったドラマは、思わず記事に『書かさる』のです。(「○○さる」とは北海道独特の受動態的な言い回しです)
終わりに
人生で出会う人々、起こる出来事の全てが貴重な気づきと学びを与えてくれているのかもしれません。
そんな学びをあたらめて得ることができました。
ららみぃたんさん、ミイコさん、内観好きの私にはたまらない企画でした!
素敵な企画をありがとうございました!
そして、長文に関わらず最後までお付き合いいただいたあなたに感謝です!
☘️最後まで読んでいただきありがとうございました。
☘️素敵なご縁に感謝です。
☘️「スキ」「コメント」「フォロー」も頂けたらとっても励みになります。これからも「読んでよかった!」と思える記事を皆さんに届けられるよう努力していきます。今後もよろしくお願いします。
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