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@worldというコミュニティに出会えて

2月1日から4月30日までの3ヶ月間だけ活動したコミュニティがあった。その名も「@world」。旅と仕事の研究所、TAFICAグループの3人が運営した旅好きフリーランスのコミュニティである。


3ヶ月というあっという間の期間だったにもかかわらず、自分にとって居心地がよく、人生を変えるきっかけを与えてくれたコミュニティだった。今回は@worldで過ごした時間を書き残していきたい。


1月末とある記事を目にした。

「旅好きフリーランスコミュニティ」。確かに旅は好きだしもうここ一年ほどは旅だけじゃなく旅の話すらもしてないからおもしろいかもな、ぐらいの印象だった。


今だから話せるけど、すぐに「入ろう」と決心できなかった。理由は2つ。1つは当時新しく別のコミュニティに入ったこともあり、@worldに入って幽霊部員にならないかという不安だった。2つのコミュニティに入って僕自身がきちんと活動できるという確証はなかったからだ。


もう1つは、メンバーがすごく多いことだった。自分の性格上、大勢の中に入るのはとても苦手だ。10人ぐらいで話をするのでさえ緊張するのに、自分が@worldに入ろうとしたときには120人もいたのだ。だから自分のよさや素性を出せるのはここではないんじゃないかと思ってギリギリまで参加を悩んだ。


 結局は「入ったらなにかおもしろいことがありそうかな」くらいの軽い気持ちで入り、迎えた0次会。このコミュニティでの初交流会だった。一番最初なのでもちろん誰も知らない。人見知りの自分には初めての空間・環境での自己紹介ほど緊張するものはない。毎回自己紹介は苦手でいつも抜け出したくなる。


でもこの緊張は一瞬で消えた。むしろ、みんなおもしろすぎる人ばかり。仕事も趣味も好みもバラバラで個性も十人十色だけど、旅への情熱の強さは一致してる。各々の過去の旅やこれからしたい旅の話を聞いた後に、「@world、これから楽しくなること間違いなし!」もうこの時点で@world入ってよかったなって思った。

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1次会の交流会では、0次会にはいなかった人ともたくさん話ができたことで、@worldメンバーの莫大なエネルギーを感じられた。


 3ヶ月間の活動を通して、一番驚いたのはslack内で共有される情報量の多さと質の高さ。個人が立ち上げたチャンネルもたくさんあって、例えばカメラや読書、日本酒、英会話、筋トレ、ノマドカフェ、アイスクリームなどそこには多種多様な空間で溢れていた。


これだけたくさんのグループがあるものだから、情報量が半端ない。slack通知は鳴りっぱなし。でもどの情報も自分の知らないことばかりで常に何かの学びになっていた。正直この3ヶ月間で共有された情報を一つにまとめたら軽く1冊は作れるに違いない。


僕自身、このslackのおかげでライティングの仕事を始めることができたし、旅好きの仲間を増やしワーケーションも体験できた。なにより日本の自然や観光名所の素晴らしさを再認識することができた。コロナが収束したら日本一周の旅に出るつもりである。


コロナの影響で、その後もオンラインでの交流に限られたけど毎回参加しては新しい人と触れ合え、新たな業種の仕事を知ったりと超有意義。人見知りの激しい僕でも@worldは寛容に受け入れてくれた。

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 何人かの人とオフラインで会えて交流できたのはこのコミュニティに入った最大の収穫だった。その中で最も強く感じたのは、みんなが「giveの精神、Win-Win精神」で溢れていることだった。望まない善意を押し付けてくる人はただの1人もいなかった。


実際に僕の身に起きたことを挙げると、僕はカメラをほとんど触ったことがなく使い方も全くの初心者だ。だからきれいに・おしゃれに写真を撮る人を尊敬しているし、いつか自分にもできる時が来るといいなって思っていた。


僕:めっちゃ綺麗な写真ですね。カメラマンの人が撮る写真は一味も二味も違いますね。

カメラマン:ありがとう。よかったら撮ってみる?もちろん撮り方教えるよ。

僕:いいんですか!?ちょっとやってみます。(カメラを持っただけで緊張していた)

カメラマン:明るさやシャッター速度の調整はここでしてね。こうすれば明るく撮れるし、こうすればかっこよく映るよ。

僕:本当だ。自分の感覚で撮ったものと比べたら雲泥の差ですね。

カメラマン:君が撮ったものを後で送るからよかったら編集してみてよ。

僕:ありがとうございます!できる限りでやってみますね。


できなかったことが少しできたことと、giveの精神で丁寧に教えてくれたことがただただ嬉しかった。自分にとっては些細なことかもしれないけど、他者から見ればすごいことってたくさんあるから、これから僕も積極的にgiveしていこう、そう強く誓った。


 @worldでの活動が終わりに差し掛かる頃、幸運にも動画編集の依頼が訪れた。@worldの活動に関する動画を編集してほしいと。最初は驚いてテンパったけど、もちろん快諾した。素直に嬉しかった。Web制作や動画編集、ライティングを勉強してきたことが少し実を結んだからだ。


自分のできることを最大限全力ですることの大切さを@worldを通して再認識できた。


@worldでの活動は一旦終わったけど、そこで得たものや思い出は消えない。本当にこのコミュニティに入ってよかった、ありがとうございました!

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