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【インターン備忘録】IDDKでの社会人研修は思考論的?

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 株式会社IDDKがインターンを実施した事の備忘録です。いつか何かに繋がればと思い書き残しています。

<IDDKにおける社会人研修の意図>

 IDDKにおける社会人研修の意図は、インターンを実施した方の人生の選択肢を増やすお手伝いをすることであり、生き方の幅を広げる助けになればと思い考えています。
https://note.com/soichiroueno/n/n04fe76fd8caa

<ビジネスマナーについて>

 ビジネスマナーというと、名刺の渡し方やメールの書き方など、実務的なことが多いかも知れませんが、IDDKでのビジネスマナー研修はよくある企業研修とは少し違うかもしれません。
 端的に言えば、相手に対する気遣いであり敬意を評することであり、相手を尊重する行動的な表れと考えています。
 IDDKではビジネスマナーと言われる様々な作法について、その作法は何の為にあるのか?それは、元々どのような意味があるのか?ということを対話や事例の中でお話しする事をしています。その中でIDDKとして最も重要な要素は相手を尊重することを意識することであるという事をお伝えしています。

<ビジネススキルについて>

 ビジネススキルというものについては、個別のビジネススキルについて研修するというよりは、ビジネススキルというのは自分の成長や自身の将来像を考えた先に「何を」「どのように」身につけるのかが大事だという事をお伝えしています。
 IDDKでは、会社の経営項目を6つの項目に分けて定義*1しており、その6つの項目の内、何を行うかを確認した上で必要なスキルを習得する事を薦めています。
 闇雲に、あるいは一律的にスキル教育を行なったとしてもそのスキルが活用されることは、なかなか無いのではないかと考えています。例えば、プレゼンテーションスキルが重要と言っても「何を」「どのような相手に」伝えたいのかで、やり方も見せ方も違いますし、ただ一般的な教育を受ければ良いという訳では無いと考えているからです。
 それよりも、自身の想いや考えを発する「話す力」や、相手の意見や考えを「聞く力」など、コミュニケーションの力を身につける事を優先し、その上で、業務や自身の成長を考えていきながら、必要なスキルを習得する事を推奨しています。

<終わりに>

 
 社会人となり、自分の人生を歩む事になる時、反射的な快、不快ではなく、自分自身の想いや気持ちに敏感になれるように心がけること、自分自身の想いや考えを発し「話す」こと責任をとるということの意味を意識することが、最初の一歩として大切だと考えています。その事を伝えることをIDDKの社会人研修としています。
 蛇足となるかも知れませんが、日本の教育で自分自身の想いや考えを発する機会が少ないと感じています。そのせいか自分自身に敏感ではない人が多いのではないかと考えています。もっと自分の心に向き合う教育が必要なのではないかと考えています。
株式会社IDDK
代表取締役 上野 宗一郎

*1については、別なタイミングで記事にまとめたいと思っています。

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