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マンガの通な読み方

京大卒元メガバンカーの総一郎です。


僕はマンガが大好きだ。

生産性や効率化にうるさいくせに、マンガは大好きなのだ。

面白いマンガに出逢うと、読み切るまで他のモノにはなかなか手がつかない。

そんな僕の特性を知っている優しい友人は、テスト前になると決まって僕に新しいマンガを貸し、僕のテストの成績の足を引っ張ってくれた。

僕は翌日貸してくれる次の巻達を楽しみに、睡眠時間とテストの点を犠牲にし、必ず一日のノルマの4・5冊を必ず読み終えるのだった。

現在も、ひとたびマンガアプリをダウンロードしようものなら、そこまで興味のないマンガも含めて「毎日一話」の罠にハマってしまう。

日常生活にいよいよ支障をきたしてきたと気づくタイミングで泣く泣くアプリを削除し、その中毒から抜け出すということを定期的に繰り返している。

それほどマンガが好きなのだ。

本日はそんな他称「マンガソムリエ」である僕が、マンガの通な読み方をご紹介したい。

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▼マンガの通な読み方
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たまに「俺はマンガ1冊15分で読める」と、「マンガを読むスピード」でマウントを取ってくる人がいるが、マンガ家さんがそれを聞いたら泣き崩れるだろうなと、僕は心が痛む。

そういう「マンガを速読する人」はきっと、「次の展開」や「ストーリーライン」だけ把握すれば満足な方なのだろう。

そういう人はマンガの文字起こしだけでも満足できるタイプだ。

「コンテンツ」だけを味わうタイプだ。

僕は「コンテンツ」だけではなく「コンテキスト」も味わう。

同じストーリーを伝えるにしても、マンガ家によって表現の仕方は異なるし、その裏のマンガ家のバックグラウンドも面白い。

僕はそこも含めて楽しむのだ。


例えば、小説で「○○は呆れた顔でそっぽを向いた」という一文が有ったとする。

同じシーンをマンガで表現しようとしても、マンガのコマの中に「○○は呆れた顔でそっぽを向いた」なんて言葉は書くわけにいかない。

○○の「呆れた顔」を絵だけで表現し、しかもそっぽ向かせなければならない。

もっと比喩的なものについてだともっと面白い。

小説で、「○○がその言葉を聞いた瞬間、持っていたグラスはその手から滑り落ちた。」という表現が有ったとする。

そのグラスは実は恋人からプレゼントされたもので、この一文で二人の関係の崩壊を読者にイメージさせるための描写だったりする。

こういった、ストーリーラインを追ううえで全く必要のない比喩的な表現に、わざわざ一コマを割き描くマンガ家とそうでないマンガ家がいる。

こういったマンガ家の表現力にも注意してマンガを読んでみると非常に面白い。

通な読み方は他にもたくさんある。

オススメのマンガもたくあんある。

が、今回はこの辺にして、明日以降の記事に譲ろうと思う。


PS(追伸)   
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