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一撃の法則

私は田端大学というオンラインサロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。

(このnoteは、マーケティングの名著である「売れるもマーケ当たるもマーケの一撃の法則の章」を私が日本の読者向けに加筆修正と要約した内容です。)

大体、それぞれの状況においてはただ一つの動きが重大な結果を生みます。

まず、ナンバーワン企業の実施してるマーケティングを、「少し上手にやる」という企業が多すぎます。これはだめです。あなたがすべきは、対立の法則のnoteで示したように、ナンバーワン企業の対案を消費者に提案することです。

次に、あなたがマーケティング計画を一生懸命にやろうが気楽にやろうが、結果に対するその違いは微々たるものです。一撃の法則が適用されるような最善の手を実施すれば、一生懸命やらずとも、良い結果を得られます。

ところで、軍事の歴史によれば、実質的な成果を上げる軍事作戦行動はほとんどの場合、1つしか存在しません。

マーケティングも同じです。ほとんど例外なく競合会社の弱点はただ1カ所です。競合の弱点にあなたの会社の戦力を集中しましょう。

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日本の軍事の事例をあげます。織田信長が約4,000人の軍で25,000人の今川義元軍を上記画像の桶狭間の戦いで破りました。

おそらく桶狭間以外の場所では織田信長は今川義元に敗れてたでしょう。

織田信長は若い頃、馬に乗って自分の領地内を駆け巡ってたそうです。その時に「桶狭間なら大群に勝てる確率が高い」と元々知識が有ったのでしょう。

さて、織田信長の桶狭間の一手は会心の一撃でした。桶狭間の戦いのようなアイディアを得るには、担当者が泥にまみれて戦場(客先)の最前線で情報収集することが必須です。

マーケティングの担当者が現場から離れてしまうと、売上、利益、顧客数、解約率などの数字で経営判断します。これは倒産一直線です。

あなたは現場に出て顧客と話し、顧客を観察し、顧客の真の問題を頭を振り絞って考えましょう。そうすることでやっと「一撃の法則」を適用できる最適解を見出せます。

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