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客の真の需要を探るため、カスタマージャーニーとペルソナを作ろう

私は田端大学というオンラインサロンのMVPを獲得しました。そして人として更に上を目指し、起業家の立場から起業家希望者向けに実践的なノウハウを届けたいと思い、noteを連載中です。

結論、起業家は起業前にカスタマージャーニーとペルソナを作り、あなたの潜在顧客のニーズの解像度をあげよう。

カスタマージャーニーとは、カスタマー(顧客) + ジャーニー(旅)の合わさった言葉です。

要するに顧客が商品やサービスを購入するまでの課程(旅路)の言語化です。

カスタマージャーニーを作ることで、関係者全員の方向性を一致させたり、顧客のニーズを把握できます。

まずカスタマージャーニーを作る前に、ペルソナを作ります。

売りたいサービスに対し、最も買ってほしい人を具体的にイメージする事を「ペルソナを考える」、サービスの開発に関しては「ペルソナを意識して作る」と使います。

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ペルソナ作成の後、以下のようなそのペルソナのカスタマージャーニーを作りましょう。以下は、筆者が作った宿業界の宿泊者のカスタマージャーニーです。

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起業アイディアの対象者の現状と理想のカスタマージャーニーを2種類を作成し、ギャップを埋めるための改善案を検討しましょう。

この2つのカスタマージャーニーのギャップを埋めるものが、起業のアイディアであり、あなたのプロダクトです。

ペルソナ作成は、以下の西村さんというマーケのプロによれば、『実在の人物』を必須にした方が良いと推奨されてます。私もそう思います。実在の人物をペルソナとカスタマージャーニーに採用する方が、細部まで作り込めます。

空想の人物をペルソナにすると、「起業家のプロダクトが無条件に大好きな起業家の妄想の人物」を作り出してしまうリスクが有ります。

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カスタマージャーニー作成には、可能な限り多くの社内の人(創業者仲間)を巻き込むと、皆が一丸となれます。

カスタマージャーニーの雛形は以下からダウンロード可能です。皆様のサービスでカスタマージャーニーを作成する際に、ダウンロードして編集してご利用いただければ幸いです。

パワーポイント雛形

Macのキーノート雛形

最後に、グーグルを検索すればほぼ全業界のカスタマージャーニーの例を見られます。

あなたの属する業界のカスタマージャーニーで顧客とガチガチに仮説を固めましょう。その過程は、後々プロダクトを作る過程での起業家の迷いを減らし、プロダクトの開発速度を加速させます。

ペルソナとカスタマージャーニーは、一回作ったら終わりではなく、作る→顧客と話す→作る...と、プロダクト開発スタートの前に、磨き上げるものです。

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