留学直前

お久しぶりです。ただいま成田空港にて飛行機を待っています。

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ただ何もせずに時間の経過を待つのは僕らしくないので、久々に化石となっていたこのnoteに心境を綴っていこうと思います。(留学中にも日記として更新します。今決めました。)

まず率直な今の想いとしては、「ようやく」です。

もちろん、前の留学と異なり一人であることや、空港がガラガラな現状から寂しさや心細さは感じます。ですがやはり「ようやく」という想いが一番強いです。

2019年の時点で決まっていた渡航が新型コロナウイルスの影響で延期になり、この1年間、「今頃本当だったらアメリカに…」と思わなかった日はないです。

もちろんこの1年間を無駄にしないように、新しいことにもいくつか取り組んできました(コンビニバイト、オンライン留学、courseraを使った他分野の勉強、論文を片っ端読む、マラソンなど)し、そのおかげで成長した自分を感じる機会も多々ありました。しかし、周りが入社や院進を決める中で、休学しもう一年大学生をするという決断は、周りの目を気にしないで有名な僕ですら「もう一年行けなかったらどうするのか」「現地で感染、重症化した場合の治療はどうなるのか」などと考え、悩む日も多かったです。

部活動で全国大会などの高い戦績を残したこと・市内最低偏差値の(県内でもかなり下のほう)の公立高校から国公立大学への現役進学できたこと・(いまだに僕が国公立進学者の最後の一人だそうで)・学部と関係の薄い英語の独学で英検1級やTOEIC満点・IELTS8.5などの成績を残したこと(留学も経験しました)・2年時から東京で半年以上の長期インターンに参加したこと(NPO法人)・・・と、経歴を並べれば充実した人生に見えるかもしれません。実際とても充実しています。

こんな僕にとって、今回の1年の延期を知らされた時は、人生最大級に絶望を感じた瞬間でした。

この1年間、なんとかできることをやりながら、時には大好きな人たちに会い、これまでやこれからの話をすることで、なんとかモチベーションを維持してきました。

熱い話を語り合った皆さんありがとうございます。。愚痴や悪口をこぼす人ばかりに囲まれていたなら、きっと僕も病んでました。

好きな言葉があります。

退屈は環境のせいではなく自分のせい

僕が今考えました。

たぶん他にも何人もの人が言ってきたと思います。

この一年、何度も「腐ってはダメだ」と自分に言い聞かせてきました。

腐りそうになるたびに、尊敬する同級生や年下の訳わかんない行動力とポジティブさを思い出し、日々の中で楽しみや幸せを見つけるように意識してきました。

コンビニで働いたおかげで繋がる事が出来た素敵な出会いもありました。(彼女は見つかりませんでした)

走りながらよく聞いてたラジオのおかげでアルピーさんの面白さにも気付けました。(あとハライチさん)

一年前の自分なら絶対に知らなかった英単語もいくつも覚えました。(aficionado, chymotrypsin, lentil, somnambulate, etc...)

まだ世間では去年と変わらずコロナ禍ですが、こうやって過去を振り返りながら、ついにいける時が来たと思うと、「ようやく」という感情を持たずにはいられません。無事に渡航できるように取り次をしていただいた全ての関係者様へ感謝します。


最後に

日本国内ではまだまだ新型コロナ対策は終わる気配がありません。

ほぼ全総理候補が、規制緩和に懐疑的かつロックダウン政策に積極的という状況は客観的に見て絶望に近いです(個人的にはエネルギー政策が気になりますがこちらもかなり絶望的)。

他の先進諸国では病床を確保し、医療体制を強化した上で規制緩和の動きが加速しています。つまり重症者や死者の数を減らそうという流れです。一方の日本では新コロ患者受け入れを、各病院の任意とした上で、感染者数を減らそうとしています。ウイルスの流行を人間がコントロールできると思い込んでいる人が専門家らしき人の中にも、もちろん国民の中にも、たくさんいるということです。

無許可で外出すると刑罰がつくような厳重なロックダウンをしている国も、マスクなしで完全に日常を取り戻しつつある国も、感染拡大・収束の波形が同じだという事実があるのに、です。

ここで伝えたいのは

情報を得るときは一次情報に触れた方がいい。他者の解釈を鵜呑みにしてはいけない。

ということです。

その大切さは過去のnoteで何度か記事にしてきましたね。

なので今回から始まる留学日記では、ニュースでは伝わらないアメリカのリアルについても(厳密にはワシントン州だけど)書いていこうと思います。

感想とかくださると継続する確率が上がりますのでお待ちしています。


最後までありがとうございました。


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