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最期があるから楽しいのだ

はじめに


はじめまして!
渋谷の所謂ベンチャー企業で新卒のファーストキャリア支援をしている、食とスポーツが大好きな者です。
(↓ 個人instagram 一部抜粋)


今日はキャリアに悩んでいる学生から、

「なんでそんなに仕事するんですか?」
「仕事で成果をだすポイントは?」
「何が楽しいですか?」       

とか聞かれることが多く、それに対して書きたいと思います!

そう言った問いに対して「ビジョンが〜」とか「当事者意識が〜」とかを話すのですが、僕の中でなんとなくうわべ感というか、もうちょっと根っこには別な考えがあるような気がしていていました。

もちろんその発言も間違っていないのですが、僕の根っこになっているものって

誰にでも平等に時間は与えられていて、残された時間は1分1秒減っていて、今最大限やりたいことをやるのは当たり前でしょ!
だからやりたくないことはやりませんし、やりたいことは没頭してやる!

ということだろう!
という感情が出てきたので、この僕の原動力となっている考え方について伝えさせてください。

”死”をリアルに感じる日々

なぜここまで時間を大事にしようと考えるようになったのか。それはタイトルの通り、”死”を感じながら毎日生きているからということが理由です。
メッセージとしてはちょっと強い言葉なので、まずは僕の人生の中で、このような感覚を持つようにきっかけが2つについて話します。

1つ目

                    (出典:漫画DEATH NOTE)

これは映画にもなった漫画:DEATH NOTEの一コマです。(DEATH NOTEを知らない人は調べてください^^;)

いきなり漫画!? と思う人がいるかもしれませんが、漫画好きの僕は多くのことを漫画から学んでおります。本当に漫画はおすすめです^ ^
私のアイコンに使用させていただいている、「リアル」という作品もとても学びが多いです。お時間あればぜひ!

これは死神の目を使うと、その人の寿命が見えるようになるというシーンです。
この寿命がはっきりと数値化したことは、僕にとってとても衝撃的な出来事でした。それまでの「寿命」という概念は、体を壊してしまったりしてお医者様に宣告されるものでした。しかしこのシーンを通じて

今の僕の頭の上にもこの数字がある。決まった寿命がある。
そして、この瞬間も1分1秒と残された時間(寿命)は減っている

と感じたのです。
毎日とりあえず学校行って、授業受けて、部活やって、帰ってきてこの時のように漫画読んでもしくはゲームをして寝る。
まるでベルトコンベアーに乗せられたかのように進む毎日。これでいいのか自分の人生・・・

良いわけないだろ!!!!!

もっと一つ一つの行動そして時間を大事にしなければダメだ。
と感じたのが最初のきっかけです。


2つ目

僕は大学で男子ラクロスをやっていました。男子はこんな感じでヘルメットやグローブをつけて、クロスと呼ばられる棒状のもので叩いたり突いたりする結構激しいスポーツです。

この話は、ラクロスで死にそうになった!
という訳ではなく、他大で体育会系の部活に入っているある友人がふと話した一言で、死を、残された時間をリアルに感じたという話です。彼は僕に

「もうさ、スポーツを本気でできるのも最後だから4年間頑張ろうぜ」

という何気なく大学一年生の時に言ってきました。本当に何気ない一言です。しかし僕の魂に響きました。

スポーツで食べていけるだけの能力がない僕には、本気でスポーツに没頭し肉体的に高いパフォーマンスを出せるのは、僕の人生の中では本当に最後なんだ。と。
20歳にして、スポーツにおける僕の人生最後のチャンスに気付きました。

それからと言うもの、4年間毎日、できる限りのことをしました。もうこれが最後のチャンスなので。
練習で足が攣らなかったら100%出し切れなかったということだ。と決めて毎日練習に臨んでいたぐらいです笑
(結果オーバートレーニングで怪我しましたが)

結果的には満足のいく成果を残すことはできなかったのですが、微塵も後悔のない4年間でした。
そしてその4年間は死ぬまで忘れないほど、楽しいものでした。

"死"と楽しさ

ここまで読んでもらうと、「ちょっとストイックな人だなー」とか感じる人もいるかもしれません。
ですが決してそんなことはなく、僕の性根は怠惰な人間です。朝から晩まで漫画読んだり、ごろごろしたりお酒飲んだりするのがとても好きです。

もし、僕が死ぬことがない不老不死の人間だったら、「もうこれ以上はいいや」と感じるまでだらだらした生活をすると思います。10年ぐらいは軽くするでしょう。

しかしながら時間は有限です。

それであれば、美味しいものもたくさん食べたいし、ゴルフのスコアも良いスコア出したい、家族と幸せな時間も過ごしたいし、多くの仲間に囲まれたい、実現したい方向に社会を変えて行きたい。全部やりたい。
(欲望まみれです)


1分1秒も無駄にできないのです。

美味しいもの食べたり、ゴルフするにはお金が必要だから、仕事はもちろん頑張ってお金を稼ぐ。もちろん仕事も自分が実現したい社会の方向に導けるような事業やビジョンがあるようにする。そして仕事しながら、気の合う仲間を探して増やしていく。限りある時間の中なので、一石三鳥です。

もちろん仕事しすぎたら、家族といれないし、美味しいご飯も食べれないし、ゴルフもできない。だからほどほどに、自分が納得いくバランスで割り振る。また全てコンディション良く臨みたいので、毎日6時間以上絶対寝る。
僕はこういったことができているので、他の人より仕事も成果が出しやすく、仕事も楽しくやれているんだと思います。

結論”死”に迫られることで、それによってやりたいことのために、やりたいことをやっているから、毎日楽しいんです🎶
もちろん失敗もたくさんありますが、その失敗して「ダサいな自分」とは思わない。悔しいけど、今できること最大限やって失敗ならこれは次の成功に活かすしかない。と感じるんです。だからどんな時もポジティブ^ ^
(↓苦悩の先にあった嬉しかったことちょっと共有)


キャリアを考える学生に伝えたいこと


いま、就職活動をしていることは、楽しいですか?


自分に問いかけてみてください。

楽しくないなら一旦、やめてみるのはどうでしょうか。限りある時間がもったいないと思います。
辛い状態で、就職活動に限らず何かを続けるのは何かおかしい。楽しくなるには、どうすればいいか。不安だとは思いますが、むやみやたらに動いている今の行動を一旦やめて、どうすれば楽しくなるか考える。
自分と向き合う時間をとって欲しい。と心の底からそう感じています。

楽しい人。素晴らしいと思います。
就職活動以外にも楽しいと思うことにはどんどんチャレンジしてください。
また、もし気付いていなかったら、その楽しさの根源を言語化してみてください。言語にすることで、自分とうまく付き合って、自分の人生をより好ましいものにしていくきっかけになるかもしれません。
これはキャリアを考える全ての学生が通る、「自己分析」に近いと思っています。

余談ですが、僕は「情熱大陸」にでている人たちが醸し出すあの雰囲気が心の底から好きです。圧倒的な信念、1分1秒という命を爆発させている感じにとても共感します。しかし、決して彼ら彼女にはなりたい訳ではないです。寧ろ、「これはやりたくない」ってことをやっている人の方が多いです。(東南アジアの奥地で猿の研究したり、朝から晩までラーメンと向き合ったりと)

でもあの1分1秒時間を最大限昇華している様は、かっこいい。ちょっと興味があれば見てみてください!今日の上野千鶴子さんもとても素敵でした。


最後に

文章読んでいて、下記のようなことを感じた人がいると思います。

・だらだらも楽しくない?
・納得のいくバランスが分からない!
・言語化ってどうするの?
・美味しいお店が知りたい!

おっしゃる通りです。

この辺りも言及したかったのですが、ちょっと長くなってしまうので、今回はここまで。
別の機会でまた書こうと思います!





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