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【第18回】親本人には直接言えないシリーズ(支配型親タイプ編)

色々な問題を抱えている家庭は多いと思います。

教える側としては、家庭教育がこんな感じだからこういうことになっているなっと分かるのですが、それを直接言うのははばかれる場合が非常に多いです。

それが、『親本人には直接言えないシリーズ』です。

今回から4週にわたって親のタイプ別と子どもの性格についてお話しします。


第1回目は、独裁・支配型の親のタイプです。

厳しく温かみがない教育になります。

このタイプの子どもの特徴は、出会った時には行儀がよく、よく出きる印象を受ける場合が多いです。

しかし、これが年齢を重ねていくと違ってきます。


小学校4,5年生中間くらいまではテストで点数を取れていたが、急に取れなくなったっというとき、この厳しい親タイプが多いです。

親としては、家では厳しく勉強さえ監視しているはずなのに、なぜだか点数が落ちてきた⇒学校・塾が悪いのではないか?先生の指導が悪いのではないのか?っと言ってくることがあります。


子どもが親の言うことを素直に聞くのは、大体小学5年生の夏までです。

その後は、大なり小なりいうことを聞いてくれなくなります。

厳しさが過ぎると、表面上では反省して、裏では悪いことをやりだします。


独裁・支配型の教育では、子どもが表面上は言うことを聞いてくれるので親側としては楽になります。

しかしその弊害としては、『自制心』の成長が遅くなり、道徳心の判断が劣ります。

人が傷つく言葉を平気で言ってしまい孤立してします。



これは、独裁・支配型の行き過ぎた例として軽く紹介します。


はじめは、礼儀正しく、テストでもよく点数を取ることができてました。

大人の前では、いい子っという印象が強い子でした。

ただ、親が宿題のやり方、指導のしかたなど少しでも気に入らいないことがあると連絡がきていました。

さらに、その子が点数が悪いと家庭では激しく叱られていました。

5年生の終わりくらいで、その子が授業内で周りがドン引きしてしまう発言が増えていきました。

そのうえ、大人の目がない時に、その子に嫌なことを言われたっと言ってくる子が増えてきました。

道徳心の判断が劣っていることから、問題行動も増えていきました。

しかし、お家ではいい子を演じ続けているので、親としてはこちらの言うことは信じてはもらえません。



親の見えていない子供の部分っというのは大きいものから、小さいものまで色々とあります。

人間なので悪いことも良いことももちろんします。

いい部分だけ見せている子はいかなる場合でもとても危険です。


今回は、独裁・支配型の親についてでした。

来週は、『消極・受け身型の親』について話そうと思います。


stand.fmでは、音声にてこの題材につて話しています。

よかったら、そちらの方もお聞きください。





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