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EKAKIOワークショップ(大文字を観る会併催イベント)レポート

「EKAKIO」は、ノーコードで絵を描くようにハードウェアデバイス制御をする、ソフトディバイスが開発したプロトタイピングツールです。このツールをPRするための初の試みとして、「EKAKIO」を体験してもらうワークショップを実施しました。

8月16日、京都の五山の送り火にあわせて開催するソフトディバイスの夏の恒例イベント「大文字を観る会」。ゲストを招いて、送り火を見ながら料理やおしゃべりを楽しむ会です。イベントが始まる前の時間を利用し、ワークショップを開催しました。このイベントに参加された方のうちお子様含め8名の方がEKAKIOワークショップに参加して下さいました。

今回は、設定したテーマは以下の3つ。

・テーブル1:架空の業務機器を想定したUIを試作する
・テーブル2:玉転がしを作る
・テーブル3:「ロボット」を動かして遊ぶ

テーブル1:架空の業務機器を想定したUIを試作する

弊社影山がファシリテーターを務め、4名の方が参加

 架空の「検査装置」を想定し、機器の操作手順や情報表示の仕方を検討します。
 検査中に装置が動作中であることをどうやってユーザに伝えるか?という課題には、画面表示と連動するLEDランプの点滅を試しました。EKAKIOを使えば、発光する色をすぐに変えて試せますし、複数のLEDを流れるように順番に点灯させることも簡単です。
 装置の蓋を閉めた時に自動でロックがかかった方が便利だと思えば、サーボモータで蓋の開閉を止めるかんぬき錠のようなものを作って試してみました。モータの回転制御もノーコード。ロックがかかると同時に画面の表示も変わるようにして、手順を確かめてみました。

 このテーブルはソフトディバイスが日常行なっている業務に近い雰囲気もあり、実際のデザイン過程に関する具体的な説明も交えてお話しました。

テーブル2:玉転がしを作る

 2つのサーボモータで板を傾け、ボールを転がしていくゲームを作ります。
手元のスライダを左右にずらす動きに合わせて板が左右に傾くようにモータを制御しました。EKAKIOを使えば、スライダやボリュームつまみといった入力部品も簡単につながります。

試行錯誤中 

 ボールが転がるようにできたら次はゴールの演出です。ボールがゴールに着いたことは近接センサで検知しました。
 液晶画面に何か表示させようか?どんな絵がいいかな?LEDを派手に光らせようか?ブザーで音を鳴らしてみる?こういう楽しい試行錯誤は時間がいくらあっても足りません。

テーブル3:「ロボット」を動かして遊ぶ

年の近い4名の子どもたちが参加

 このテーブルはお子さんたちが参加しとてもにぎやかな様子で、旗あげロボの左右の手を動かして遊びました。手の上げ下げはサーボモータの制御で、手元のスイッチを押すとロボの手が動く仕組み。液晶画面に表示したロボの目も合わせて左右に動きます。スイッチ、モータ、画面表示、簡単に組み合わせられるのがEKAKIOのいいところです。

 みんなは旗の代わりに何を手に持たせるかアイデアを絞っていました。アイデアを紙に描いて、ハサミで切ってロボの手に貼ります。

ロボットに何を持たせるか思案中・・・

 釣りゲームも用意しました。磁石の付いた釣り竿の上げ下げと、左右の回転がモータ制御です。

おえかきや工作の延長で、EKAKIOで遊びます

 今回のワークショップは小規模なものでしたが、簡単に画面表示とハードウェアが連動できることを体験していただきました。まだまだ色々な方にお知らせしたいツールですので、またEKAKIOを試していただく機会を用意します。



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