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yottey活用術①その日あったことを記録して、離れた家族とユルく繋がるコミュニケーションツールに!

「日めくりカレンダーアプリyottey(ヨッティ)」の使い方をご紹介いたします。

まだ認知症ではないけれど、yotteyを生活の中に取り入れてもらったことで、意外な使い方をしているのが、札幌にお住まいのSさん(77歳男性)です。(ご本人と家族の許可をいただいています)

Sさんのお宅は、Sさんご夫婦と長女が一緒に暮らしており、車で20分ほどのところに次女が、さらに離れた京都で三女が暮らしています。お宅では紙の月カレンダーに予定を書き込むことで家族で情報共有しています。yottey導入時は、普段スマートフォンを使わないSさんは文字入力もできず、基本的には奥様が予定を入力するだろうと思っていたのですが、2週間ほどで文字入力を習得し、Sさん自身も入力をし始めました。ただ、入力していたのは、予定ではなく・・・自分の行動ログでした。

yotteyのカレンダー表示画面

この日は、yotteyで朝畑を耕す宣言をし、終了したらそれを記録、午後からの予定を宣言しているSさん。

yotteyのカレンダー表示画面

もちろん選挙のような、いわゆる予定も入っているが、この日は天気の変化や、スーパーで感じたことを入力している。(ちなみに「キャッツ」は「キャッツアイ」という札幌のカラオケルーム🎤)

独自の使い方をしているSさんのyotteyを、離れて暮らす次女や三女は

「お父さん、 yotteyの使い方間違ってない?」

と苦笑いしつつも、ふとした時にyotteyを眺めることで離れて暮らすSさんの生活を想像することができる、そんなメリットもあると感じています。

時にはそんなSさんに、三女が返信することも。

yotteyの日めくり表示画面

2024年は札幌は大雪、毎日の雪かきが大変だが、今日は降らないので「ゆっくりできそう」と、Sさんがメッセージ欄に綴ってます。それに対し「毎日お疲れ様💦」とメッセージのような予定が三女から遠隔で入力されています。

本人は日記感覚でその日をyotteyに記録していく。離れている娘は気になった時に「どうしているかな?」とyotteyを覗きに行く、時ににメッセージを入れる。

これはLINEなどのメッセージのやり取りとはまた違った、新しいコミュニケーションの形が生まれている、そんな気がしたyottey活用術のご紹介でした。


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