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スクールカウンセラー

最後に受けたのは娘が2年生でした。
あれから半年くらいは経ちました。

学年も変わりましたので、娘の報告(変わらないという報告)もかねて
久しぶりにお話をしてきました。

「娘のママ、ママ病も、付き添い登校も変わりません。まだ絆ができないみたいです。」と笑いながら話しが始めました。

相談は5回目くらいになるでしょうか。
そこには信頼関係があるので、もう余計な説明は必要ない関係になりました。

余談になりますが、
この心理学における信頼関係はフランス語で「橋を架ける」という意味で「ラポール (rapport)」 というらしいです。
数年前、心理学にハマっていた頃、始めて知りましたが、素敵な言葉だなぁと思い、自分がお店をもつことがあるならば「ラポール」という名前にする!と決めました。現実、夢は叶っておらず何をしたいかも決まっていませんが(笑)

今回は
①娘の幼少期のトラウマをとることはできないのか(幼少期に離婚をしたのでトラウマがあると私は思っています)
②娘から、以前言われた「心の涙はどうしたら消えるの?」
この2つが聞きたいことでした。

全ての答えはひとつでした。
「ただ、ありのままを受け入れる」
自分自身に対しても、子供達に対しても。
変わろう、変えようとしないこと。

心の涙も消すのではなく、娘と一緒に
娘の心の涙に「悲しかったね、辛かったね」と心に手を添えて癒してあげる感じみたいです。

心の涙を消す方法がわからず娘には
「時間が解決してくれるよ!」って
昭和的な失恋癒し法みたいなことを言ってしまいました

と話しながら、
カウンセラーさんと二人で爆笑してしまいした。

カウンセラーが言うことが全て正解とも思いませんが、
そんな考え方、接し方もあったんだ!って気付きをいただくことは出来ます。

私は幼少期から親に甘えるということをしてきたことがありません。
だから甘えられることを極端に嫌い、愛を与えることも苦手です。
子供達は愛を確かめたくて母親の気をひこうと兄弟げんかしたり妹をいじめてみたりする。

今回のお題は「子供達に愛を与えること」になりました。
私の場合はオーバーすぎるくらいが普通だろうから
愛してるんだよ。大好きなんだよ
という表現を子供達にしてみることでした。

子供達の喧嘩やママ、ママ病が少し落ち着くかもとのことで
試してみようと思います。苦手だけど、克服せねば…。

最後に興味本位でカウンセラーさんに聞いてみました。

「先生は、ありのままの自分を受け入れられていますか?」
「やはりカウンセラーとかだと客観的に自分も見れたりするんですか?」

答えは…「No」でした。

「自分のことって一番難しいんですよ。カウンセラーとしての時間は相手に対して冷静に考えて分析できたとしても自分の事は別です。人間ですもの!同じように色々悩んだり葛藤したりしますよ^^」と仰っていました。

「人は皆、弱い部分をもっている。持っていない人はいないんですよ」
とも仰ってました。
その弱い部分を「トラウマ」と呼ぶのであれば、トラウマがない人なんていないのでは?
だからトラウマを消そうとする必要はないのかもしれません。

お読みいただきありがとうございました。



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