優しさの連鎖 (発達障害小3娘)
娘を学校へ送り届けた後、校門で軽自動車から降りてくる知らぬお母さんに声をかけられました。
「おはようございます〇〇ちゃんのお母さんですよね?」
長身できれいな「これぞ女性」といった雰囲気が漂う素敵なお母さんでした。
「おはようございます。あ、そうです。〇〇の母です。」
なにやら支援級の同じクラスのお母さんだったようです。
娘より学年は一つ下です
全然気が付かなかったのですが、こちらのお母さんも
毎朝娘さんを送ってきてるのだそうです。
おそらく我が子が登校した後だったから気付かなかったのだろう。
「うちの子ほとんど会話が出来ない子で。なのに〇〇ちゃんがいつも娘に話しかけてくれていて、ありがとうございます。」
「そうでしたか。いえいえ。こちらこそです」
自動車の後ろから娘さんが下りてきました。
見たことがない子でした。
とても細くて小さくて、私がいたせいか、やはり声を全く発していませんでした。
我が子もお友達はシャットアウトするような状態だけどなぁ。
普通級の子とは無縁だし…挨拶してもらっても返せないような子だけどなぁ
なんて思いながら帰り路に色々考えておりました。
会話をほとんどしないのは我が子なんだけどなぁ。
どういうことだ????
同じような子の気持ちがわかるってことかな?
「娘よ!やるじゃん!」
問題児だとばかり思っていましたが、思いやりのある優しい子に育ってくれているんだなぁと嬉しくなりました。
周りの子と違う特性を持つ娘だけれど、だからこそ
同じようにお友達と会話が出来ない子の気持ちにより添えるのかもしれません。
割合的には少なくても感受性が強く敏感な一部の人の気持ちは
娘の方がわかってあげられる。
そう考えるとどんな特性があっても、
どんな子でも必ず誰かのためにより添える唯一の存在になれるんだなぁって思ったら今の娘の状態もありのままに受け入れていこうって思えました。
私、先日お話しました通り、ママ友とかいない孤独母なのですが、
見守りおじさん達といい、不思議と最近色んな方から声をかけていただけます。
なにか不思議なご縁が続々です。
お読みいただきありがとうございました。
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