Vtuber正直さんぽ ~周防パトラ~

最近暇なので、よく見ているVtuberについて個人的なノートをまとめておこうと思う。

よく見てない人もそのうちやると思うので、単純に自分が思ってることを書き留めておくたけの場にする。

評価もするが、当然主観的な意見なのであくまで「私が思う」程度にとどめておく。



ASMR界の星 周防パトラ
実は私はASMR配信があまり好きではない。というか、今まで一度も聞いたことがない。なので、パトラを語る資格がないとも言えるだろう。
周防パトラといえばASMR配信の第一人者であり、毎週欠かさず寝かしつけASMR配信を行っている人物として有名なVtuberだ。
Neumann KU100 ダミーヘッドマイクを2つ所有しているらしい。
この点において私が語ることはない。ASMR配信が好きな人は周防パトラを避けて通ることはないだろうし、誰もが私より詳しいだろう。
周防パトラは、まず間違いなくASMR作品における世界的第一人者だ。

・ゲーム実況配信者として
私にとってはこちらのほうが馴染みがある。
私は彼女のデス・ストランディング配信によって救われた者のうちの一人である。PS4購入も彼女の配信の後押しがあったからだ。
ゲーム実況配信者としての腕はピカチイと言って良いだろう。プレイングは基本的に何をやらせても上手い。コメントの拾い方も上手い。何よりプレイ中のトークが非常に上手い。ロケハンのようなものをしていないとすれば、天性のゲーム実況配信者と言っても過言ではないだろう。
FPS畑の人間だそうで、基本的にファーストパーソンビューのゲームはハズレがない。TPSゲームについてもメタルギアシリーズを全てプレイしていたりと、そのゲーマーぶりが強くうかがわれる。
どんなプレイングの時も自分を崩さず、視聴者と面白さを共有できるという意味において、パトラのゲーム配信にはハズレがない。

・音楽プロデューサー、楽曲アーティストとして
鮮烈な「蒼い蝶」や「ぶいちゅっばの歌」のヒットも記憶に新しく、以降も精力的に楽曲を発信している彼女だが、ハニーストラップという箱に対する配慮などもありアニソン文化を大きく取り入れた独自のpopsがその活動の主体となっている。
この点においてのみ、決定的に私の趣向に合わない。
でも決して良くないと思っている訳ではなく、単純に自分にとっての心の趣向に合致しないというだけ。
個人的にはインストゥルメンタルの曲を聴いてみたいところであるが、まあやらんでしょうな(諦め)。

・配信者としての品格
パトラの配信にはマイナスがないと言うべきだろう。
印象的な出来事があった。いつだったか、配信中にコメント荒らしが発生したとき、彼女は粛々と運営(マネージャー)に対処を依頼したのだが、そのときにこう発言したのだ。
「こういうこと(荒らし)をやる人にも幸せになってほしいんだよね。だって幸せだったらきっとこういうことしないと思うの」
まさに配信者としての品格を感じさせる一言である。
彼女は使う言葉にものすごく気を遣っている。周囲のVtuberが何で炎上しているかにも気を遣っている。確か雪花ラミィが清掃員に対しての発言で炎上した際、コラボ相手だった島村シャルロットの職業に関する発言にフォローを入れたりしている。
視聴者を怖がらせないように、不愉快にさせないように、自分のイメージを崩さないように、ユニコーンに己の潔白を諭すように、そして、自分が決して遠い雲の上の存在でないことを示すように言葉を選んでいる。
配信者の鑑。まさにこう呼ぶにふさわしいだろう。
彼女はコラボレーションする相手も入念に選んでいるフシがある。自分自身のイメージを大切にするために、画面上に映る全てのものに気を抜かないプロフェッショナル。それが周防パトラた。

・最大の敵は慣れとパターン化
ほぼ毎日配信をしているプロフェッショナル周防パトラだが、やはり最大の敵は『慣れ』であろうと思う。
ゲーム選び、コラボ(それも箱内が多い)企画、マイクラでのネタ探し、そしておそらくASMRのネタ探し。やることはたくさんあるはずだが、過去の配信との差別化を常に続けていくというのはとても難しく、続けていくのに大変な労力を伴う仕事だ。
この最大の敵と、パトラは毎日戦わなくてはならない。

・こういうのどうですか?という提案
正直なところを言うと、私はパトラが好きすぎるので距離を取っている。私にとってパトラは北の空に燦然と輝く北極星。揺るがない星。かくあらんとする器。優しさの源。心にとってなくてはならないもの。
だが、そういう存在だからこそ、私は深く読み込もうとしてしまうし、その表層の内側に目を凝らしてしまう。
なので最近は少しだけ距離を取っている。
私がパトラに提案できることは、実はないのかもしれない。
あえて不満な点を挙げるとしたら、これをやってほしいなというゲームがあるくらいだが、そんなのは私が言うべきことではないだろうし、インフルエンサーとしての仕事においてはメタ的な意味でも取り扱う題材へ注意を払っていることだろう。権利関係とかね。
あえて一言だけ言うとしたら、「ななし(運営?)の声が聞こえる時がありますけど大丈夫ッスか?」である。
大型コラボや出演者多数の企画の際にはご注意を。って言われなくてもわかってるんだろうけど。

以上。

4月2日追記
コラボ相手を選んでいると書いたが、のりプロコとのラボ路線を選んでやっているとしたら個人的には大きなミステイクだと思うけどね。
おかげで見限る決心がついた。
今までありがとう。

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