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異世界の悪魔達へ

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自作小説です。だいたい15話位になります。 平日毎日13時までに更新です!応援宜しくお願いします! ユートピアに転生した、音楽以外無関心な青年の伊吹。 異物の者によって導かれた… もっと読む
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記事一覧

最終話 異世界の悪魔達へ

 伊吹は夢を見ていた。  真っ白な開けた空間に、緑の草原が地を作り、真ん中には2つの木が…

燈
11か月前
3

第十一話 歌は唄える

    「決めたよ、俺は。  だけど、その前に、  一つお願いがあるんだ、煌。    最後に…

燈
11か月前
1

第十話 どんなに暗くても

 黒い世界が、世界一円に映像を映し出す。 そこには、伊吹の知らない世界が存在した。 ある方…

燈
11か月前
2

第九話 穢れ行く運命

 当たり前の様に、感じていた日常が消える、 そんな事を露にも思わず、伊吹は日々を過ごして…

燈
11か月前
3

第八話 望まない願いと望まない言葉

 黒よりも黒い黒の世界で異物の者は、伊吹に言った  「欲しいものは、何だ?空を飛べる力か…

燈
11か月前
2

第七話 イミテーションウォーク

 伊吹は頭の中を整理した。    煌は、この世界の記憶しかない、と言う。 だけど、俺には、…

燈
11か月前
2

第六話 ユートピアの理

 このユートピアには、果てが無い。 勿論、国境も無い。 無限に広がる土地に境を作る意味が無いからだ。    何かを奪い合うのでは無く、 分け合う事が当たり前の世界。 極自然に、それらが成立する。    それが、この世界の摂理だった。    そして、物理的な物は加えて、異なる理を持っていた。    その理とは、【願えば、ふと手に入る】という事だった。    「本当だ、こんな所にギターが落ちてる!」  伊吹は道の草むらに落ちていたギターを発見し、  ギターに駆け寄った。  伊吹の

第五話 ギター弾き

   「居るよ!ギター持ってる人。」  煌は、伊吹に答えた。    「そうですか、ありがとう…

燈
1年前
2

第四話 嫌いだ

   「さあ、こっち来て!」 煌は、握手した伊吹の手をそのまま掴み、 囲んでいた人混みを書…

燈
1年前
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第三話 楽園

 スポットライトが消えて、暗闇に戻る、黒より黒い場所。  伊吹は瞼を閉じた。  すると、音…

燈
1年前
2

第二話 選択肢

黒よりも黒い、影すら存在しない場所で、 異物の者は言った。    「やあ青年、待ってたよ…

燈
1年前
4

第一話 音楽に酔いしれて

「黄色い線の内側まで下がってお待ち下さい。」アナウンスが響く。 東京都にある、ひばりヶ丘…

燈
1年前
3