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わたしの大阪日帰り出張(後編)

 結論から言うととてもつかれた…
 まいったなぁ、ねむいなぁ
 家までもつかなぁってかんじだ

 でも行きの新幹線で日帰り出張日記の後編を書くことにしていたし、新幹線のクーラーが効きすぎてまたくしゃみ連発で眠れそうにないので寝落ちするまでしるす。

 そう言えば#仕事のコツに参加していたのでそれらしいことを書かなければと思う。

 ただいまわたしは新幹線で心身ともにおつかれだ

 上と下のまぶたをひらくのもめんどい

 でもむかしむかし、先輩社員に言われたことがある
 
 辛いのはおまえだけじゃねーんだ

 新入社員だったわたしはそんなわけない
 わたしだけがつらいんだ

 みんながニュータイプでアムロやシャアやシンジくんやアスカちゃんやスーパーサイヤ人みたいで24時間はたらける強い肉体と、強いだけじゃ生きれない優しくなければ生きてる資格がない的なハードボイルドの心を持ってるんだって思ってた


 だけどこの前(って気づくおそいよ)ある短編小説を読んでビビってきた


 ちなみにその本はレイ・ブラッドベリーっていうアメリカのSF作家で『発電所』という短編だ。(短編好きのわたしのベスト10にきっとはいる)


 『発電所』を読んで


 そっかかなしいのもうれしいのもいたいのもきもちいいのもみんな一緒なんだ
 
 話が飛んだ

 わたしにとって今は『発電所』≒『新幹線』なんだなぁとおもった

 簡単に言えばしごとでとてもつかれて新幹線でイスを倒すのに後ろの人に気をつかって、でも姿勢をくずさず靴も脱ぎたいけど我慢して平気な風にしているけど、おうちに着くまでが遠足ならぬお仕事とがんばっているのはみんないっしょなんだ。

 新幹線に乗っているみんないっしょ
 
 大阪日帰り出張でおつかれ

 はやく帰ってねたい

 ネコのはちさんにさわりたい

 あったかいおふろに入ってねたい

 おやすみなさいと夜空にいいたい

 むかしむかしの先輩社員が言いたかったのはそういうことだったのだろうと思ふ。とりあえず今回の発見、大阪日帰り出張もやればできる、でもできればしたくないけれどね。

 それでわ、短編小説好きで何かに悩んだり落ち込んだり疲れている人は『発電所』読んでみてください。

 

※レイモンド・カーヴァーの『大聖堂』はレイ・ブラッドベリの『発電所』に触発されて書いたのではないかと思うくらいに衝撃を受けた。


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