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1枚のブラウスが、私のキャリアを変えるまで #買ってよかったもの

「自分の好きなブランドで働いてみたい」。
誰もが一度は願うことではないでしょうか。SOÉJUにはまさにお客様として「ファン」だったところから業務委託を経て、入社したメンバーがいます。

現在マーケティングプランナーとしてコミュニケーションを担当している小門那緒さんは、半年前に業務委託としてSOÉJUメンバーに加わり、現在は週3社員として活躍しています。また入社してからワードローブをSOÉJUに総入れ替えしたという社内一のSOÉJU愛用家です。

いちお客様がいったいなぜ社員に?実際にSOÉJUで働き始めてから、ブランドへのイメージはどう変わった?SOÉJUが好き過ぎて社員にまでなってしまった彼女が、心底「#買ってよかった」と思うSOÉJUアイテムとは?SOÉJUスタッフの気になる生の声をご紹介します。

入社のきっかけになった、「気持ちをドレスアップしてくれる」アイテムとの出会い。

SOÉJUと出会ったのは全くの偶然で、しかもFacebook広告を見たことだったんです。ある朝、3年越しのお気に入りだった白いブラウスを洗濯したら色移りしてしまい、かなり落ち込みました。替わりになるブラウスを買わないとだな、とため息混じりにFacebookを眺めていたら、たまたまSOÉJUの白コクーンブラウスの広告が目に飛び込んできたんです。聞いたことのないブランドでしたが、興味をそそられて商品の深掘りブログ記事を読んでみました。

その場でなんとなくインスピレーションが働き、コクーンブラウスの白とワイドパンツのブルーをセットで即購入しました。数日後、届いた商品は期待以上に高品質だったので、これは「当たりだ!」と思いましたね。

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その時は直感で好感をもったのですが、いま振り返ってみると、細部まで計算されて作られている商品への「こだわり」に共感したのだと思います。こういう「ストーリー」のあるものを持ちたいと常々思っていたからです。

実はそれまで愛用していた白いブラウスも諦め切れず、同時にメルカリで同じものを購入していました。けれども次第に心のシェアを白コクーンブラウスに奪われていって。なぜかというと、SOÉJUの白コクーンブラウスを着ると、まるでお出かけ前に自分のために化粧をしている時のように、気持ちがぐんと上がるからなんです。今では「気持ちのドレスアップ」をしたいときに選ぶ、私の必須アイテムです。

「この素敵なブランドを広めたい!」 お客さまから「中の人」へ

届いた商品も気に入り、ますますSOÉJUを運営するモデラートという会社のことが気になったので、ホームページやインスタのアカウントを調べてみたんです。派手なPRはしていないし、インスタの更新もゆっくり気味。割と地味で控えめな会社なのだなというのが最初の印象でした。

その一方で、私の得意分野のSNSマーケティングで、この会社のために何かできるかもしれないとひらめきました。そこで会社宛に、広告のお仕事で関われないかと問い合わせのメールを送ってみたんです。SNSマーケティング全般で私ができることを提案したところ、会社からも歓迎されて、すぐに業務委託契約を結ぶことになりました。

いざ会社の中からSOÉJU運営の実態を見てみると、目から鱗が落ちることばかりでした。私の中での「SOÉJUショック」でしたね。これまで当然のように、「効率性、数字、スピード」を重視するマインドセットがビジネスの基礎として染み付いていましたが、それを全て覆される体験の連続だったんです。

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最初は地味だと感じたSOÉJUのPR手法は、即効性を求めていないからこそなんですよね。例えば、オウンドメディアで地道に商品に込める想いやブランドのフィロソフィーを綴っていることが、じわじわと効いている。開設から5ヶ月目のnoteではまだ記事への「スキ」の数は少ないけれど、LINEお友だち登録者への配信ブログは一般的な開封率よりも高いんです。こんな風に、一度好きになってくれたら簡単には離れないコアとなるファンは着実に増えています。

SOÉJUに深く関われば関わるほど、そのよさを生かしながら自分の知識と経験を生かしてより多くの方に届けていきたいと考えるようになりました。

フリーランスとしてではなく、「社員」として関わることに決めた理由

業務委託として3ヶ月間副業的に関わってきた期間を経て社員になることを決めたのは、会社が体現する「これからの時代らしい価値観」に自分の価値観がとても合っていると感じたからです。

また「週3日社員」という異例の計らいをいただいたのも大きなポイントでした。もともとフリーランスとして働き始めていたので社員になるつもりはなかったのですが、週3日であればフリー同様の柔軟な働き方ができる。3歳の娘の子育てと他にフリーランスでしているやりたい仕事もあるので、この柔軟性は本当にありがたいです。そのうえ、社員という立場であればより裁量をもちコミットして動けるのでモチベーションもさらにアップしました。

働き方の多様性を認めると、効率性やスピード感は落ちることもあるかもしれませんが、その分、仕事に向き合っている時間の社員一人一人のモチベーションがとても高いし、サステイナブルな働き方なので人材が消耗することもない。目先の成果だけではなく、会社の長期的な未来を見ているからなのでしょうね。

社員になってちょうど2ヶ月経ちますが、会社の価値観と自分の価値観にギャップがないので、いつも正直な自分のまま、自分らしく働くことができています。新しいもの好きで、ややミーハーでもある私には、組織の先進的なあり方やプロダクトの新しさが自分にとても合っているんだと感じます。

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ソーシャルグッドがますます求められていく世の中で、モデラートはその一歩先、半歩先をいくとても先進的な会社だと思っています。その先進性を形作っている価値観は「効率性、数字、スピード」の”逆”をあえて大事にすること、と私は解釈しています。

まず「効率性を求めない」こと。
ECなのにもかかわらず、お客様一人一人の顔を見て、一人一人の声をきちんと聞こうとする意識が高いんです。一人一人のお客様の声に耳を傾けるには時間がかかるので、一見すると非効率。けれども、購買行動を表面的なデータと見てしまっては把握できない、深い部分でお客様を理解しているからこそ、その理解を活かして開発された商品がお客様の心に刺さり、ヒットを生み出すという好循環になっています。

社員として中から組織を見るようになったことで気付いたのですが、このお客様一人一人の声に傾聴するという姿勢は、実は、代表が社員一人一人に対して向ける姿勢と一緒なんですよね。代表は定期的に社員と1on1ミーティングの時間を取って、社員一人一人が今考えていることに耳を傾けてくれるんです。忙しい代表の時間の使い方としては非効率かもしれないけれど、この社内コミュニケーションの丁寧なあり方が組織の透明性を高くしているのだと思います。

次に、目先の「数字」を追わず、本質を重視すること。
売上やコストといった数字はもちろん大事です。でもそれらに縛られ過ぎると、私たちがこのサービスやプロダクトを世に出す意味が本末転倒になってしまう。LTVを追求せず、お客様にサービスからの「卒業」を促すこともあるとnoteでも公言した通りです。そして売上よりも意識しているのは、このサービスやプロダクトを提供することが「正しいのか」、「良いことなのか」、「誰がどうハッピーになれるのか」ということなんですよね。

そして、「スピード感」にも多様性があってよしとすること。
「モデラート」という会社名が象徴する通りで、スピード感を求め過ぎないのは、社員の働き方の多様性を受容するためだと代表も発信しています。社員一人一人の働き方はそれぞれの私生活や家庭の事情に合わせてよいという配慮が前提になっているんです。
私が「週3日社員」という働き方を認めていただいているのも、その多様性のひとつです。

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社内一のSOÉJU愛用者として #買ってよかったもの :リモンタコートワンピースとピンクのタックパンツ

SOÉJUファンだったことから社員になった私は、SOÉJU社員の中でも断トツでオリジナル商品を愛用していると自負しています。デザイナーさんにも、「私のために作ってくれてありがとうございます!」と本気でお礼を言ってしまうほど。全商品を心からおすすめしたいと思っていますが、そんな私が「#買ってよかった」と心底思うSOÉJUアイテムをあえて選ぶとしたらこの2つ。

ベージュのリモンタコートワンピース

ブログやnoteでも繰り返し紹介されていてずっと気になっていたアイテムだったのですが、サロンでいざ試着してみたら瞬く間に惚れ込んでしまいました。生地がとにかく綺麗なんです。実は、この生地はナイロンバッグが有名なイタリアのハイブランドも使用しているリモンタ社のものです。ベージュは地味になりかねないと苦手意識を持つ人もいると思うのですが、この生地のベージュ色はとても顔映りが良くて。

着こなしの幅がとにかく広いことも重宝しています。綺麗目からカジュアルはもちろん、スニーカーとも合うんです。最近では、腰のギャザーを絞るとフェミニンで、ギャザーを伸ばすとマニッシュにも着こなせると気付きました。自分なりの工夫で着こなしがさらに広げられるとファッションの楽しみも増しますよね。

機能面では、ナイロン製で洗濯が簡単なことも素晴らしい。子育て中でも、子供が汚れた手で触ったり、子供を抱き上げる時に靴の泥がついたりすることを気にしなくていいのは助かります。また濡れても大丈夫なので、雨の日にはレインコート感覚で着られます。「コート」という位置付けであれば、毎日着ていてもおかしくないですしね。

私があまりにこのコートワンピースを気に入っているので、友人も同じものを買ったのですが、着る人によって全然印象が変わるという発見もありました。着る人が主体になる服ってこういう一着のことをいうのだろうなと思います。

ピンクのタックパンツ

背が高くスポーティーな私には、子どもの頃から「ピンク」という選択肢はあり得ないものだと思い込んでいました。ですが、たまたま社内のサンプルセールでタックパンツのピンクが余っていたので、試しに購入してみたんです。これが目から鱗の体験になりました。私にも似合うんです、ピンクが。

SOÉJUのタックパンツのピンクは、赤みを抑えたピンクベージュに近い落ち着いた色味のピンクなので、フェミニンになり過ぎないことも気に入っています。またこの落ち着いた色味のピンクは、黒、白、グレー、ネイビー、ベージュ、と私のワードローブにあるどんな色のトップスと組み合わせても相性がよいため、ピンクのタックパンツがフル稼働するようになりました。もし私のようにピンクへの苦手意識を持っている方がいたら、ぜひSOÉJUのピンクから試してみて欲しいです。

社員として、またいちSOÉJUファンとして、とにかくいいサービスといい洋服のブランドなので、たくさんの方にSOÉJUに出会って欲しいという思いがあります。着回しや着こなしに悩まれている方にも、ファッションを純粋に楽しみたい方にも、ぜひオリジナルアイテムの魅力をお伝えしたい。そして私自身がSOÉJUファンだからこそ、いつかSOÉJUのファンで集い、一緒にSOÉJUスタイリングの話で盛り上がれる一大イベントを企画したいなと思っています。

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シーズン毎にブランドとしてご提案したいスタイルをコンセプチュアルにご紹介しています。
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Direction:最所あさみ
Writer:橘田純代
Photographer:koji Takayanagi



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