【サッカー趣味】マイアミの奇跡を書いてみた

マイアミの奇跡

日本サッカー史上、最も有名である奇跡の中で「マイアミの奇跡」は外せないものだ。「マイアミの奇跡」とは、1996年アトランタオリンピックに参加するため、男子日本代表サッカーチームが引き起こした奇跡で、当時最強と言われていたブラジルを1対0で撃破したものである。

令和である今、日本人サッカー選手では久保建英選手が最も有名と言えるのではないだろうか。

もちろん、本田圭佑選手を初めとする代表的な選手は複数存在する。しかし、マイアミの奇跡を支えた選手と言えば、中田英寿選手や遠藤彰弘選手などであろう。

もちろん、三浦知良選手や前園選手たちも外せない。

個人的に、単に趣味としてサッカーを楽しんでいる筆者は、86年世代である。そのため、個人的に有名な選手を挙げるとすれば、小野伸二選手や中村俊輔選手。

彼らゴールデン世代と呼ばれる奇跡を、自分の成長と共に見てきたサッカーファンの1人でもある。

では、なぜマイアミの奇跡を書こうと思ったか。それは、自分自身にも奇跡が必要だからだ。

マイアミの奇跡はどんな奇跡?

ブラジルは1994年にサッカーワールドカップに優勝。しかし、五輪での優勝はなく、当時の23歳以下であるロベルト・カルロス、ロナウジーニョなど、後のサッカー界を率いる主力選手を要したチームで、五輪金メダルを狙っていた。

しかし、西野朗監督率いる日本代表は「我々は単にアジアだけで勝つためにチーム作ってきたのではない」と発言し、オーバーエイジ枠の選手を使用せずにブラジルと対戦するに至った。

日本選手の中には、後のA代表の主力選手である川口能活、田中誠、遠藤彰弘、中田英寿などを中心に結束力を中心としたチームで挑んだ。

前半戦からブラジル中心のボール運びを強いられ、何度も日本ゴールを脅かすかと思われるシーンが連発。しかし、日本チームは必死にブラジルの攻撃をしのぎ、後半32分に伊東輝悦のゴールで先制した。その後も、アジアチームに負けるわけにいかないとブラジルは猛攻撃をしかけるが、日本はからくもしのぎ続けた。

結果、ブラジルを1対0で破る奇跡を引き起こしたのだ。

当時、アジアチームがブラジルを破ることなど、決して起こるはずがないものとして扱われ、もはや子供と大人の闘いとすら言われていた。しかし、1998年に同主力選手を要した日本代表チームには、遠藤彰弘や中田英寿などの姿があり、彼らの力は今となっては世界で通用する日本人として有名であろう。

それまで結果を残せていなかった日本サッカーに、明るい未来を見せつけた「マイアミの奇跡」は、現在の学生たちや、僕たちにも希望や夢を与え続けている。

当時の彼らの功績があるからこそ、現代の日本サッカーがある。そして、その奇跡を見聞きしながら本田圭佑などの有名選手は世界へ羽ばたき、現在では久保選手のように小柄でも世界で通用する選手はたくさん存在する。

マイアミの奇跡を振り返り自分を考える

さて、自分自身を振り返ってみようと思う。

小学生のころからサッカーをはじめ、高校時代に挫折。大学生のサークルで復帰するも、社会人である現在はサッカーに携わっているわけでもない。

婚活をしている毎日ではあるが、婚活以上に収入の増減を考えながら過ごす34歳である。

恋人は欲しいと思うが、自分自身の収入の減退を隠せず婚活は停滞する毎日である。

収入の減退理由は新型コロナが発端だが、現在の職業はwebシナリオライターと肩書きが載るだろう。

そんな自分が、余暇にユーチューブを見ていた。そこにたまたま出てきたのが、マイアミの奇跡の動画なのである。

たったそれだけの理由ではあるが、自分自身を考えるために「奇跡」が必要であるのは誰が見ても明らかな状況。

果たして、当時マイアミの奇跡を作り上げた選手や西野監督はどんな風に考えて勝負に挑んだのだろう。

ブラジルが遊び半分で勝負を諦めたのだろうか。評論家の中には、アジアの弱い日本を舐めていたと記されることがある。しかし、本当にそうか?

ブラジルともあろうものが…世界で最も強かったブラジルが、目の前の相手を舐めて試合に挑むのだろうか。いや、少なくとも出場した選手は、勝利を確信して真剣にボールを追ったはずだ。

そのうえで、日本チームは勝利した。と、筆者は思いたい。

さて、歴史を振り返る時間は終了とし、自らを振り返りながら自分の人生に奇跡を起こせるように努力していこうと思う。

当時の日本チームが目の前の強敵を倒すため、考えたことは「世界一」ではなかっただろうか。オリンピックという大会の中で、世界で最も強い国。それを日本にしたかったのではないか。

彼らの思考は、学ぶべきところが多い。今一度、自分の成長を考えて努力をしていきたいと思う。

やっぱり、サッカーは良い。賛否両論ある試合でも、深く感動させてもらえる。

シナリオライターをしている現在、感動を生み出す立場でもある。そのことを踏まえ、これからも努力を惜しまずに進んでいきたいと思う、今日この頃であったのだ。

今回のブログは、ただのつぶやき。単に書きたかっただけ。そんな内容だが、活字の羅列の中に共感を生み出す人が存在しているのなら、こんな嬉しいことはない。

さて、僕も頑張る。あなたも頑張って。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?