母とは、とても強く、とても弱い
発達に特徴のあるお子さんの
支援をしていて感じたことは
発達の特徴…いわゆる障害と言われるものの
「重い」「軽い」に対しての
サポートの手厚さの違いはあれど
その子どものお母さんの幸福度は
決して比例していなかったことだ。
「障害が重い」と言われるお子さんでも
お母さんが穏やかだったり落ち着いている方もいて
「障害が軽い」と言われるお子さんでも
お母さんが不安そうだったり
辛そうだったりする方もいて
もはや障害が「ある」「ない」すらも
関係ないように思えてきた。
障害がないから、子育てが楽とか心配がない
…ということはなく
子どもの状態よりも
お母さんの状態の方を支援する方が
重要に思えることが幾度となくあった。
母とは、とても強く、とても弱い。
たくさんの愛を与えているが
同時に、たくさんの愛を求めてもいる。
本当の強さは、とても優しく
本当の愛は、そっとそこに生まれるもの。
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