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支援の本質

昨年5月から幼稚園教諭の方々を対象に
教育研究大会に向けて講師をさせていただいた。

分科会になっていて
私は40名ほどの教諭に向けて講座を数回行い
その中から3名の発表者が登壇をすることになり
先日、無事に大会を終えることができた。

テーマは「支援の本質」
発達に特徴のある子どもを
事例にあげての研究だった。

発達に特徴のある子どもたちの中で
大人を困らせる子と大人を困らせない子がいる。

支援の必要性を感じるのは
大人を困らせる子の場合が多い。

その子自身は困っていることもあるし
全く困っていないこともあるのだが
「支援」となると
とかく関わる大人が困っているケースが多い。

・・となると、支援の成果は
一見、子どものために
なっているかのようであっても
支援する側の達成感でしかないことも多い。

支援する側が満たされて
子どもの心が置いてきぼりなんてよくある話だ。

だから、ざっくり言ってしまうと
支援する側は、支援以外で自分を満たした上で
余裕を持って支援に当たった方が
いいと思っている。

熱心で無理解で、どこか満たされていない支援者は
ムキになってしまうことがあって
結果的に、子どもの心を追い詰めてしまう。

大人が幸せでいることは
子どもの幸せに繋がるということを
意識するって大事だと思う。

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