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暁を信じる

毎日しんどい。

辛いことを自分ごとにして、次の手を考えることの繰り返し。でも仕方ない。気楽に過ごせる時代には生きていない。先代から引き継いだ社会には、改良すべきところが多々ある。そういう時代に生きている以上、踏ん張らないといけないことが多い。そこから免れようとしたら同じことを繰り返して、次世代に申し訳が立たない。その時代に生きていることを恨んでも悔やんでも仕方ない。この時代を受け入れる。そのために自分を鍛える。

だから、どんな体験でも価値に変える。良い体験でも悪い体験でも良い経験に変換する。その量が膨大になっても、失敗の蓄積として自分を打ちのめすことなく、価値の蓄積として自分を支えるものとする。そのために必要なことがある。

失敗に囚われず、忘れない精神。

失敗をクヨクヨすると忘れたくなる。しかし、忘れてしまうと嫌な体験の価値がなくなる。自分だけが味わった希少で貴重な体験が、何の価値も生み出さなくなるのはとても勿体ない。自分の費やした時間に「負」の烙印を押すのは、時代に潜むDark Forceに屈するような屈辱的な気持ちになる。だから苦しいけれど戦う。

戦う相手は自分に潜む甘えと、時代に潜むDark Force。自分を持って、自分を理解して、自分を高める。全ては自分ごとに変換できる。苦しさはDark Forceのしわざ。負けない自分を持つことが唯一Dark Forceに抗う手立て。

見える誰かに当てこするとか、他人のせいにして気を休めるのは、Dark Forceに屈することになる。クヨクヨするのも屈している状態。それでは、今の時代の「負」を増し盛りした時代を、次世代に渡さなければならなくなる。クヨクヨしない自分を持たないといけない時代に生きている。

子供の生き苦しさが大人の責任であるように、障害者の生き苦しさが社会の責任であるように、次世代の生き苦しさは今を生きる人に責任がある。闇夜のような時代のまま次世代には渡せない。

嫌な体験を良い経験に変換する。どんな嫌なことでも一本の藁程度でも良いから学びを得る。それができる自分を育てる。そして学びを無駄にせず、行動に移す。それが一市民として社会に恩返しできることで、闇に包まれた社会を夜明けに導く唯一のこと。

頑張れば夜は明ける。少しでもその兆しを感じて自分の人生をまっとうする。暁は近づく。

暁を信じる。

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