高齢者福祉の専門職が教えるスマホ教室 〜実践から生まれた、スマホ教室で高齢者に最初に教えるべきスマホの基本 おすすめ6選〜
こんにちは。オザワと申します。
地方都市の地域包括支援センターで社会福祉士をしております。
地域包括支援センターとは主に高齢者福祉を担当する部署です。
そんな高齢者福祉の専門職が、
「デジタル」を活用することで「高齢者の人生はより幸せになるのか」
を、テーマにスマホ教室や住民主体のスマホサロン、地域のDXに取り組んでいます。
このnoteでは、私の担当している地区が、
・なぜスマホ教室・スマホサロンに取り組むことになったのか
・なぜ「住民主体のDX」を目指すのか
・それに向けてどんなアクションを起こすのか
・その先にデジタルを活用することで高齢者は幸せになるのか
について、まとめています。
今回は、実践から生まれた高齢者に最初に教えるべきスマホの基本
のおすすめ6選を紹介します。
実践から生まれた高齢者に最初に教えるべきスマホの基本 おすすめ6選
スマホを車に例える
電波の種類を道路に例える
LINEの仕組みを掲示板に例える
インターネットを図書館に例える
アプリをお店に例える
QRコードをどこでもドアに例える
内容については、今後それぞれ解説をおこないます。
今回はこの6選の選定理由についてです。
おすすめ6選の選定理由
まず、前提として、このスマホ教室の目的の振り返りから。
まだご覧になっていない方はこの取り組みのスタートについて以下のリンクからどうぞ。
・災害時の情報収集・共有ツールの強化
・災害時の安否確認の選択肢を増やす
この課題が解決できる内容にしていく必要性があります。
課題解決として主に使うアプリが
「LINE・防災アプリ」です。
そのアプリを使うのに必要なのが
・スマホ本体の知識と
・電波(通信環境)への理解
・アプリの理解
・アプリのダウンロードまでの効率化のためにQRコードへの理解
と考えました。
正しい「スマホのイメージ」を持つための資料作成
スマホ初心者に対しての初めてのスマホ教室ですので、具体的な操作方法ではなく、あくまでイメージを掴んでもらうための内容です。
実践のための操作手順を記した資料ではありません。
イメージを掴んでもらいやすくするための工夫点として、日常生活になじみのあるものへ例えて説明をしております。
ぜひ、これから高齢者に対してスマホ教室を行なう皆さんの参考になれば幸いです。
それでは次回、「1.スマホを車に例える」についてまとめていきます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ぜひコメント欄に皆様の取り組みの様子やご感想をお聞かせ頂ければと存じます。
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