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SNS好事例紹介 【ホテルメトロポリタンエドモント】SNSから学ぶ!縦型動画の勝ちパターン活用術

今回はホテルメトロポリタン エドモント公式Instagramのリールに焦点を当て、弊社の独自の視点で解説をします。リールで様々な投稿を試しながら、自社の勝ちパターンを探している企業様も多いのではないでしょうか。そのような企業の担当者の方の参考かつ励みになるような事例を見つけたので紹介します!

【特定のシチュエーション×嬉しい瞬間で共感と賞賛の嵐!】

数ある投稿をしている中でも今回注目したいのは、「厨房で嬉しい瞬間」を集めたこちらの投稿です。

投稿URL:https://www.instagram.com/p/C5N8QLNSYAJ/ 

この投稿は464.3万再生され、14.5万のいいねと663件のコメントがついていました。アカウントのフォロワーは約6,800人なので、驚異的な数値をたたき出していることが分かります。同アカウントの他の投稿を見てもここまでバズっている投稿は見当たりません。

また同投稿はホテルメトロポリタン エドモント公式のTikTokYouTubeショートでも投稿されていますが、Instagramリールが最も反響が大きかったです。媒体によってはアカウント内のトップ投稿ではないですが、上位3投稿には入るであろう多くの再生数・視聴数であり、媒体問わず反響が合った投稿であることが読み取れます。

この投稿は一見、よく見る「あるあるネタ」かと思いきや、うれしい瞬間を披露した後、スタッフが決め顔をすると共にムーディで軽快なBGMが不意をつくように突然流れるといった構成になっています。ついクセになり何度も見てしまい、じわじわとくすぐられ抜け出せなくなるような投稿なんです…!(ぜひ一度実際に動画を視聴していただきたい!)

動画自体は50秒程度と短尺で、その中に3つもの拍手を送りたくなるような嬉しい瞬間、ホテルの厨房で繰り広げられるスタッフのスゴ技や丁寧な仕事が詰め込まれています。披露した後の決め顔をする姿には、それぞれのスタッフらしさや個性が絶妙に垣間見えるのも特徴です。

そして何より、それぞれの嬉しい瞬間が決まるとスカッとする感覚も得られ、だからこそ気づくと決め顔のシーンでは、いつのまにか視聴者側は決め顔が来るのを待っていたり、つられて一緒に微笑んでしまったりします。よく練られた動画だと感心します。

投稿のコメントでは、「わかる!」「すごい!」「表情が素敵!」「笑顔がかわいい!」といった声が数多く寄せられており、多くの人がこの投稿をきっかけにスタッフのスゴ技や丁寧な仕事に共感したり驚いたり、スタッフの魅力にはまっていることが伝わってきます。

【バズる縦型動画は、勝ちパターンを見つけるまで”しぶとく続ける”こと】

今回の投稿から学べることは、勝ちパターンを見つけるまでしぶとく続けることだと言えるでしょう。同アカウントでは今回注目した投稿までに、様々な縦型動画にチャレンジしていることが見て取れます。

この投稿以前にも嬉しい瞬間を切り取った投稿がありますが、いい数値ではあるもののここまでの反響ではありませんでした。しかし、厨房という特定のシチュエーションに視点を変えたことで大きな反響を得られていたのです!そしてその後も、同シチュエーション・同構成の第2弾第3弾を投稿しバズらせているのです。

ちょっといい数値が出た投稿がないか、日々自社の投稿を観察する。そして、ちょっといい数値が出た投稿を改善しながら、しぶとく続けていくことで、”勝ちパターン”に昇華できるか検証する。ドカンとバズを一発あてに行くというよりも、こつこつと根気強く観察・分析し、”勝ちパターン”が見つかるまで、しぶとくチャレンジを積み重ね続ける力が必要だと言えるでしょう。

また、このアカウントの優れている点はもうひとつあります。いい数値が出た投稿から派生させた投稿もあげている点です。それが「厨房で嬉しい瞬間」の撮影裏側です。

投稿URL:https://www.instagram.com/p/C5mzMOPSzLV/ 

実際にコメントに寄せられた「何度も撮り直してそう」といった声をきっかけに、じつは1発で撮れたという意外な事実を投稿しています。「嬉しい瞬間」シリーズで披露した決め顔ではなく、素直に喜ぶスタッフの姿のギャップが魅力的で、スタッフの腕の良さと同時に愛嬌も一緒に伝えることができているのではないでしょうか。

これは別視点にはなりますが、ホテルメトロポリタン エドモント公式の縦型動画投稿には多くのホテルスタッフが出演しています。この副次的な要素として、「働いている人を知ってもらえる」という利点があるでしょう。特に「嬉しい瞬間」などのあるあるや「撮影の裏側」といった投稿は、働く中でこのような瞬間があるんだ!ということだけでなく、実際に働く人たちの様子も垣間見れることから、採用関連のアカウントでも参考にできるポイントがあるのではないでしょうか。

他のアカウントでバズっているフォーマットを真似して、同じように自社のアカウントでもバズるかは予測不能です。投稿がバズらなかったとしても、バズらなかったということだけで終わらせずに、少しでもいい数値の傾向がある投稿がないか観察・分析し、少しでもいい数値の投稿があれば改善しチャレンジし続けることで、めぐりめぐって自社ならではの”勝ちパターン”を見つけることができるでしょう。自社のアカウントでしっかりと投稿改善のサイクルが回せているか、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。もし弊社の力が必要であればお気軽にお声かけください!

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