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12/26開催レポート「顔出しなし・匿名で日本の教育について話してみませんか?」

認定NPO法人底上げさんとのコラボイベント/
30歳以下の教育に関心のある若者を対象にした、日本の教育についての本音トークを開催しました!

せんだい・みやぎソーシャルハブも底上げさんの活動に共感し、教育に関心のある若者の話から社会課題について考えるきっかけになればと思い、一緒に企画をしました。

認定NPO法人底上げ
2011年の東日本大震災をきっかけに気仙沼市を拠点に、学習コミュニティ支援事業などからスタートし、子どもや若者支援、まちづくり、組織づくりをしている団体です。

今回のイベントはオンライン開催、そして参加者の皆さんは顔出しなし・匿名で実施することで、参加のハードルを下げ、自由に発言できる場づくりを意識しました。

運営側2人だけ顔出しで参加

名前や所属等を明らかにしないため、感じていることや考えていることの背景が伝わりにくいなど難しい部分もありましたが、「匿名、顔出しなしだったことがとてもやりやすかった」という声もありました。

さて、当日出た内容について一部ご紹介します。


学びの多様化や教科教育の意味・必要性

・学校の中で、自分の好きなことや、興味関心に基づいた学習ができたらいいと思います。
⇒私もそう思う。具体的にどんな学習機会をつくれたらいいと思いますか?
・いろんな社会人を学校に呼んで、いろんな仕事の話を聴くとか。

小中高校の教科教育とその後の大学における自分の興味関心に合わせた学びや研究を行う現状

・順序を変えればいい。つまり、小中校生の段階では、自分の興味関心があることについて自分で学びを開拓していく。その後、教科教育を学び、自分の学びを深めていくように順序を変えればよいのではないか。
・学校では、自分が好き、興味関心があることを深めつつ、他者と適切な人間関係を構築できるということを意識していく必要があるのではないか。

その他の話題

・人間が生きる権利を行使できるような、生きるための教育が行われてほしい。
・障がい、学年などで分けられるのではなく、ごちゃ混ぜになるといい。
・社会と学校に隔たりがあるように感じる。そもそも社会では学校のように障がいの有無や重症度や学年で分けるといった区分は存在していない。
・人の多様さに合わせて、学びの多様さが増えて、選択肢がたくさんあるといい。(フリースクール、オルタナティブスクール、ホームスクーラー等)


せんだい・みやぎソーシャルハブでは、今回のイベントのように他団体とコラボした企画を増やしていきたいと考えています。
みなさんとコラボすることで、より多くの方々にせんだい・みやぎの社会課題を知っていただく機会をつくっていきたいと思っています。
今後、コラボしてくださる団体の方がいらっしゃいましたら、ぜひせんだい・みやぎソーシャルハブまでご連絡ください!

事務局のアドレス:hub★minmin.org(★を@に変えて)


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