地産地消のビールとハンバーガーで幸せな土曜日|世界一周食べ歩きの旅5日目@ポートランド
こちらにきて初めての土曜日。
週末は仕事をせずに、のんびり過ごします。
ここメイン州のポートランドはとても小さな街で、市街地の端から端まで歩いても1時間半ぐらいの大きさしかありませんが、人口に対する醸造所の数が全米の主要都市のなかで1番だそう。
確かに街を歩いていると、あちらこちらに醸造所があるし、どのレストランに入っても地元のクラフトビールをタップで楽しめます。
この日は朝からホテルでこの先の旅程を調整していると、ちょうどお腹が空いてきたので散歩とランチを兼ねて、街の外れにある「Bissell Brothers Brewing Company」まで行ってきました。
赤レンガの倉庫街の一角を改修した、とっても天井が高い空間に醸造所とキッチン、そして客席がスタイリッシュに並んだ気持ちのいい空間です。
注文したのは、フラッグシップの「THE SUBSTANCE ALE」(IPA / 6.6%)と、そう言えばアメリカにいるのにまだ食べていなかった「THE BKK BURGER」のミディアムレア。お肉の焼き加減を選べるのは嬉しいですね。
ビールは柑橘の爽やかな香りとピールの苦味のバランスが良い白濁タイプで、生き生きとした酵母の香りも感じられるやわらかい飲み口です。
バーガーは地元産の牛肉をつかった自家製パティに、塩&ホワイトペッパーがしっかり効いているクセになる味です。
ふわっとやわらかい甘めのミルクパンとの相性もバッチリ!チェダーチーズがコクと旨味をプラスして、全体をひとつにまとめてくれていて完成度も高い!!
ちなみにお値段は、バーガー1つで15ドル(約2,250円)だけど、サイズ感は日本のバーガーの2倍以上、牛肉100%のパテは日本の3倍以上のボリュームがあります。
またビールは1杯8ドル(約1,200円)だけど、日本のラガービールみたいに「とりあえず」みたいなノリじゃなくて、ワインのようにテロワールを感じながら味わえる一杯でした。
アメリカにも食の課題は沢山あるけど、ファミリーからシニアまでが週末に集まれる、こういうバーガーショップは豊かな文化だなぁと感じました。
(6日目に続く)
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