マガジンのカバー画像

記憶に残るひと皿

8
いままで食べた料理のなかから、とくに印象深かった記憶に残るひと皿を、手書きのイラストとともに紹介しています。 本マガジンに掲載しているイラストとコメントは僕の個人的な解釈です。ま…
運営しているクリエイター

記事一覧

出雲の糸撚魚|記憶に残るひと皿

戸隠で蕎麦を食べたあの日、 次の目的地に決めた島根県の出雲市。 どこか土井善晴さんのよう…

戸隠の蕎麦|記憶に残るひと皿

宮崎県の高千穂で蕎麦を食べたあの日、 つぎの目的地は長野県の戸隠に決めたんだ。 まだコン…

山陰の山里料理|記憶に残るひと皿

食の評価は、掛け算だと思う。 料理の味、接客の質、空間設計、価格設定... 数えきれないほど…

有機人参のロースト|記憶に残るひと皿

原価に創造性をどれだけのせることができるか。 一本の人参をどれほど高く売れるか。 それが料…

高千穂の蕎麦|記憶に残るひと皿

そば屋のおでん、 そば屋のてんぷら、 そば屋のカツ丼。 シズル感のある枕詞と 漂ってくる出…

至福の朝ごはん|記憶に残るひと皿

朝からこんなに贅沢をしていいのでしょうか? 早起きは三文の徳、の辞書の例文にピッタリだ。…

淡路の天然川鰻|記憶に残るひと皿

蕪は鶉(うずら)となり、山芋は鰻となる。 世界6カ国12都市をめぐる「世界一周!食べ歩きの旅」をはじめる前に、おいしい日本料理を食べておきたい。 そう思った僕は、昨年末に冬の味覚を堪能した、淡路島にある日本料理店を再び訪れた。 今回は食材が限られる、料理人には厳しい真夏。 でもここなら、もし飛行機が落ちても「最後に美味しい日本料理を食べられてよかった」と思えるはず… そんな僕の期待は、すぐに確信に変わった。 淡路島の旬の食材を使った、伝統に誠実だけど今の空気も取り込

重力と戯れる活〆車海老|記憶に残るひと皿

お寿司は正義だと思う。 もしこれから死ぬまでひとつの料理しか食べられないなら、間違いなく…