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メンバーインタビュー #01|沖縄県出身 新垣もも

皆さん、はじめまして!NPOソーシャルファームさんじょう(以下、SFS)広報部です。

私たちは「人づくり」を基軸に、以下の活動を通じて、新潟県三条市下田地区の活性化に取り組んでいます。

・場づくり―教育支援
・縁づくり―移住支援
・農村づくり―農業支援

私たちが再生に取り組む南五百川の棚田からの風景


この活動の中心となっているのが、さまざまなバックグラウンドを持つ地域おこし協力隊のメンバーたちです。

これから、こちらのnoteを通じて、メンバーやSFSの活動についてご紹介していきます。

本日ご紹介するのは、沖縄県出身で赴任2年目の新垣ももさんです。
SFSでの活動に加え、3x3制バスケットボールチーム「SANJO BEATERS」に所属し、日本各地で活躍しています。

SFSで社会人キャリアをスタートした新垣さんは、私たちが目指す「人づくり」を自ら実践しているメンバーです。

今回は、三条市下田に来る前から現在に至るまでの彼女のストーリーをインタビューしましたので、ぜひご覧ください!

目次

  1. キッカケは沖縄で開催された”トライアウト”

  2. ”気持ちを保つことの難しさ”1年目の苦労

  3. 地域にバスケ、下田での忙しくも充実した日々

  4. 人との繋がりを通じて成長、自分が繋がりを作る側へ

  5. 最後に―新たな仲間を募集中です!-

キッカケは沖縄で開催された”トライアウト”


―南国沖縄生まれの新垣さんが、雪国新潟県の三条市下田に来ることになったキッカケを教えてください。

もともと学生時代ずっと沖縄でバスケットボールをやっていたんですけども、プロになろうという高い温度感でやっていたわけではありませんでした。

ただ2020年の東京オリンピックで3人制バスケットボールが競技種目になったじゃないですか?
それで”5人制は難しいけども、3人制だったらいけるかも……"みたいなことは、ウッスラ頭にはありました。

社会人になる前は親戚のいる三重県の方にいたのですが、いま所属しているSANJO BEATERSのトライアウトが2021年に沖縄で開催されるというのを
聞いて、そこに参加したのが下田に来るキッカケになりました。

―SANJO BEATERSのトライアウトに参加した理由を詳しく聞いてもいいですか?

大きく2つあって、1つ目は沖縄でトライアウトという機会が少なく、これはチャンスだから良くてもダメでも受けなければ後悔する!と思ったからですね。

2つ目はSANJO BEATERSがまだ立ち上げたばかりのチームで、特に女性チームはこれから、といった時だったのでそこにも惹かれました。
私が入ってチームをカタチ作っていって、そして強くしてくいくのが何だか魅力的に感じたんですよね。

写真左はSFS代表の柴山。沖縄でのトライアウトに踏み切ったのは”実際の様子を見せたほうがご両親が心配しないだろう”とのこと

”気持ちを保つことの難しさ”1年目の苦労


―トライアウトに晴れて合格して、新潟・下田へと来ることになったとのことですが、環境がガラッと変わってさぞかし大変だったんじゃないですか?

沖縄から三重、そして新潟へと住むところが変わったり、あと社会人として”働く”ということが初めてだったのですが、正直そこについては大変と思ったことはあまりなかったです。

それこそSFSの先輩も優しく気遣ってくださいましたし、下田地区の方も歓迎してくださって、夕食に私を招いてくださっさり、下田の”人の温かさ”のおかげでホームシックになることもなく過ごせていました。

地域おこし協力隊の活動よりも、大変だったのはバスケットボールの方ですね。
私が来た1年目は女性メンバーは、先輩の竹内 あかりさんと私しかいなかったので、”立ち上げ段階”とはいえ実践形式の練習が十分にできないことが続きました。

地域おこし協力隊の任期は3年なのですが、実際1年目には気持ちが落ち込み”辞めます”といったこともありますね。

―なるほど……地域おこし協力隊ではなくても、”今どき”の人が3年同じ会社に勤め続けるのは難しいとは言われますよね。そういった苦悩がありつつも”踏ん張れた”理由ってなんでしたか?

いろいろな方から”もうちょっと頑張ってみなよ”と励ましの言葉をもらえて、悩みながらも”そもそも何しに新潟に来たんだっけ?バスケットボール選手になるからだよなぁ”という原点に立ち返れたからだと思います。

ここで辞めたら沖縄から出てきた意味がないな、と何とか踏ん張れました。

その壁を超えたから、ではないですが2年目になって女子メンバーも増えて、今シーズン3人制バスケットボールの活動が本格的になり、試合で全国に行って試合が出来ています。

地域にバスケ、下田での忙しくも充実した日々


―ここからは普段の新垣さんについて、聞いていきたいと思います。いまSFSではどのような役割で活動していますか?

私は現在、場づくり事業部にて下田地区の小学校にいっての学習支援やイベント運営をしたりする、主に教育面に関わる業務をしています。

またSFSが「半農×半X」なので、耕作放棄地における農作業もしてます。

また週2回、小中学生に向けたBEATERS SCHOOLといったバスケットボールスクールでのコーチもやってます。

―それに加えて、当然バスケットボール選手としての練習もあるわけですよね……とても忙しそうです。

日中は地域おこし協力隊としての活動を終えて夕方から練習がありますし、BEATERS SCHOOLがある日は夜21時までコーチの仕事をして、そのあと自分の練習をして家に帰るのが22時過ぎでホッと一息つけるのが24時になってから……みたいな日もあります。

土日も3x3の試合だったり、地域おこし協力隊としてのイベントもあったりなどでたしかに忙しいですね笑

本当下田に来てからの日々が”あっという間”すぎて、私自身ビックリしてます。

人との繋がりを通じて成長、自分が繋がりを作る側へ


―下田に来て、もう1年半以上が経ってますが、新垣さんがご自身で変わったな、成長したなと思う点はどういったところでしょうか?

私は人と積極的にコミュニケーションを取るタイプではなかったんですよ、元々。
ただ地域おこし協力隊としての活動で、地域の方々や学校にいったら嫌でも話さなければいけないじゃないですか。

そういったことを繰り返しているうちに、自然と話せるようになりましたね。
このまえ沖縄にいる母親からも”良く話すようになったね”と驚かれました。

あと、たまに時間があるときは5人制バスケットボールに混じりに、三条市内まで出かけるんですけども、そこでもコミュニケーション力が高くなったからかその場にいる人とも仲良くなったりして。

そのメンバーの中にミニバスのコーチがいて、
「今度、うちのチーム見に来てよ」
と誘われたりもしますね。

―それはとても素晴らしい成長ですね。人との繋がりの中で新垣さんが変化成長されてきたように感じますが、今後こんなことしていきたいという目標などあったりしますか?

地域おこし協力隊としての活動はあと1年半もないですが、この期間内にも自分自身変化したり、バスケットボール選手になれたと色んなことを実現してこれたんじゃないかなぁと思ってます。

本音をいうと、まだ沖縄には戻らないということだけは決めてて、それ以外は全く決めていないです。

ただ確実にいえることはもっとバスケットボール選手としては上手くなっていきたいですし、SFSが掲げている”人づくり”ということを自分自身が大事にしていって、人の繋がりを作っていく存在になれたらと思ってます。

最後に―新たな仲間を募集中です!-


ここまでご覧いただきありがとうございました!

SFSでは今回の新垣さん以外にも、多様なバックグラウンドを持った、幅広い年代の地域おこし協力隊メンバーがいます。
今後も、こちらのnoteでメンバーや三条市下田地区の魅力を発信できたらと思います。

そして、これからも新しいメンバーとともに三条市下田地区を”人づくり”の拠点として活性化していきたく思っています!

  • これまでの経験を活かして、新しいことをしたい

  • 都会から離れて、自分自身を見つめなおしたい

  • 田舎暮らしを体験したい, etc.

どんな理由でも結構ですので、少しでも興味を持ってくださった方はSFSのX
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ぜひ、オンラインでカジュアルにお話しさせてください♬

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また次回の投稿もお楽しみに!

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