【DAN DAN DOME】ダンボール製ドームテントの夢広がる使い道
カンボジアでプラネタリウムドームをいっしょに作ってくれた、極地建築家の村上祐資さん(祐さん)。
都内某所の倉庫で、待ち合わせをすることになった。
入り口には、『DAN DAN DOME』の看板。
中に入ると、たくさんのダンボールドームが乱立する。
圧巻だ。
『DAN DAN DOME』は、包装容器のリーディングカンパニーである東洋製罐(とうようせいかん)グループと、祐さんが開発に関わったダンボール製ドーム。
誰でも、直感的に
サイズ感やドーム分割の仕方は、カンボジアで作った配電管とゴムホースのプラネタリウムドームととだいたい同じ。
組み立てるのに、世界各地、言語・立場・世代を超えた人々とのコミュニケーションができるのは、カンボジアでも実証できている。
しかし、この『DAN DAN DOME』は、より直感的に組み立てることができる。
小学生くらいの子どもでも試行錯誤しながら、組み立てることができるだろう。
いつか、3歳の息子・日奈太とも一緒に作ってみたい。
使い方には無限の可能性
極地生まれのゆるぎない哲学が、想像力を解放してくれる
とはいえ、何に使うの?
と考えてしまいそうだが、キャンプのテントにもなる。
ダンボール製だと、保温性もあって被災地の仮設住宅にもなりそうだ。
もちろん、プラネタリウムドームとして持って来い!
個人的には、カンボジアの子どもたちと一緒に、絵を描きたい!
まさに、ドーム状の大きなキャンバス。
一般家庭の天井にも入るサイズも準備しているらしく、室内キャンプもできる。
ドーム内で、実際にZOOMミーティングをやってみたが、かなり快適。
自宅ワーケーションにピッタリだ。
「思い切り壊せる」「捨てられる」ことが私たちにもたらしてくれるもの
そして何よりも、ダンボール製なので、捨てやすい。
正直、カンボジアで作った配電管製はなかなか捨てずらい。
捨てちゃうのはもったいないけれど、今流行りの『断捨離』にピッタリかもしれない。
ぜひ、カンボジアにも『DAN DAN DOME』で何かしてみたい。
惜しむべきは、それなりの輸送費が掛かってしまいそうなのが悩みどころ。手荷物や預け荷物で持ってくるというわけには行かなさそうだ。
とはいえ、いつか、どうにかカンボジアでも『DAN DAN DOME』のプラネタリウムやアートワークショップを行いたい。
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