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お金をデザインする【PEACE COIN01】

食べ物は腐るし、人間は老いる。
家も誰も住まなくなれば朽ちていくし、使われなければモノは徐々になくなっていくものだ。

しかし「お金」は使わなけば、なくならない。日本人では子どもの頃から貯金をすることが良いことだ、と教えられてきた。何かあった時のために、「お金」を貯めておく美学。

とはいえ「お金」も道具。使わなければ、腐って行くのが自然なのではないか?

そんなことを気がつかせてくれたのが、ブロックチェーン上に独自のアルゴリズムを載せ、お金が増大・減少する通貨 PEACE COIN(ピースコイン)だ。

数字が苦手で、お金のこともよくわからない私が、お金のことを書くというはドキドキする(笑)

なぜなら、以前にも書いたが私は数字が苦手だそしてそのことを、アラビア数字のせいにしている。

日本へ一時帰国した際に、SDGs関連のイベントにお邪魔した。その際に登壇していたのが、ピースコインの阿部 喨一さんだ。

ピースコインは「多様性を認めあえる、豊かな社会を実現する」ために新たな経済圏を実現を目指している。

金融の話なんて、『難しくてわかんない〜!』と思っていたが、阿部さんのお話は面白かった。稼ぐための「お金」の話ではない。全ての人の幸せと、平和を作るための「お金」の話。今まで聞いたことがない話だったのだ。

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カンボジアのような途上国に住んでいると、給与を払うカンボジア人たちは宵越しの銭は持たない。お金を手にすると、どんどん使う。見ているこちらがこちらが心配になるほどだ。

しかし、カンボジアは高度経済成長の真っ只中。お金は使っても給与は上がるし、その勢いで景気も上がる。(今現在はシンドイ業種もあるだろうけど。。。)

たぶん、日本の高度経済成長の最中の日本人も似たようなものだったのだろう。バブル崩壊の痛い経験と共に、貯金をすることが良いことになったのだ。

しかし、日本は今、老後のために2,000万円を貯めなければならないらしい。(と、私は勘違いしている。)私もこのニュースのことを考えると、自分の未来にガクガクブルブルと震える。。。

そんな時代に、お金を使いたくなる人なんていなくなっても仕方がない。そんな日本は、カンボジアと違って経済が下がっていく未来しか見えない。。。どんどん、人はお金を使わず、貯める一方になるだろう。。。。

ピースコインは、そんな循環しなくなった『日本円』にとって代わるって、平和な世界を作る!!!・・・・・・わけではない。

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ピースコインは、全く新しい「感謝で回る新しい経済圏」を創造しようとしているのだ。

例えば、家庭内での価値のやりとり。専業主婦は、基本的に経済的な評価がない。しかし、料理や洗濯は明らかに経済活動だ。とはいえ、ここに日本円を介在させると、夫婦間での関係はビミョーなものになることはご結婚されている人ならば想像がつくだろう。

そして、障がい者施設で働く方の毎日の仕事の記録もそうだろう。体調(健康)や、知的・身体・精神の障がい毎、その方々の健康のバイオリズムを可視化することにより、お金ではないインセンティブを発生させる。(トラストバンク株式会社・業務支援システム「ポチパス」)

つまり、お金というものさしでは測れない活動に対して、ピースコインの付与をすることで、新しい視点軸で労働意欲向上に繋がっていくことを目指している。

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現代は、年収やGDP を高めることなど、目の前の利益を獲得することが評価につながる社会だ。しかし、既存の貨幣モデルでは誰もが公平に豊かになることはちょっと厳しくないだろうか?

つまり、お金自体を貯めても、豊かになれないかもしれない。

既存の経済圏に所属しながら、多様な新しい経済圏にも所属していく。豊さはピースコインの経済圏で達成すれば良いのだ。

その経済圏の選択の自由が、これからの時代の自由になるのかもしれない。

テクノロジーの発展とともに、今ま常識を忘れ、新しい価値を作る時代。ピースコインはまさに新しい時代の『お金』=『価値』をデザインしている。

私もピースコインでしか売買できない価値を作り出して、ピースコイン長者になるのも手だろう。

日本円がなくても、豊かな未来が待っているかもしれない。

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