今さら聞けないあなたへ!!５分でわかるSDGs!?

今さらだが、SDGsってなんだろうか？

書店に行けばたくさんのSDGs本が並び、TVCMには「SDGsを応援しています！」と流れてくる。SDGsは、知らないと恥ずかしい言葉になってきた。

密かにSDGsについて、僕らの味方Wikipediaで調べてみる。
しかし、まさかのSDGsの項目がない！！

焦る。。。

よくよくし調べてみると、持続可能な開発目標という長たらしい名前がSDGsのフルネームらしい。

持続可能な開発目標
17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標。ミレニアム開発目標 (MDGs: Millennium Development Goals）が2015年に終了することに伴って2015年9月の国連総会で採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』(Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development、または単に2030 Agendaとも) に記述された2030年までの具体的指針である。

正直、漢字ばかりでさっぱりわからない。難しすぎて、恐ろしくなってくる。。。
カラフルなアイコンで可愛いと思っていたが、調べてみると意味不明。

そう思っている人も多いのではないだろうか？

今のゴールは？

結論から言おう。SGDsは、Sustainable Development Goalsの略。
SDGsは単なるゴールの設定なのだ。

「国連が、世界のみんなで、このゴールに向かってゲームしようね！」
と、言っているのである。

「ゴール？？？」
国連に、そんなことを言われてもピンと来ないだろう。

それでは、今までの時代のゴールは何だったのだろうか？

良い学校に入ること？
良い会社に入って安定すること？
定年を迎えて悠々自適に過ごすこと？

そんなの、みんなそれぞれ違うだろう。
そう思うかもしれない。

しかし、今までの時代はなんだかんだとお金を稼ぐことがゴールになってしまっていたのではないだろうか？

良い学校に入るのも、いつか良い給与を得るため。
良い会社に入るのも、安定してお金を稼ぐため。
良い退職金を貰って、優雅な生活を送るため。

国連なんかに言われなくても、今まで我々はお金をなるべくたくさん稼ぐゲームに参加してきていたのだ。

いやいや、ちょっと待って！！世の中、お金だけじゃない！！！
と、思った人はSDGsに片足つっこんでいるかもしれない。

そう。確かに、お金だけ稼いでいれば良い時代ではなくなってきた。

お金だけを稼ぐことができても、環境問題を悪化させたら地球自体を壊してしまうかもしれない。グローバル社会と言われて久しいが、先進国だけが稼げても、それが原因で途上国が貧困になってしまっては意味がない。

そういったことを鑑みて、世界に新しいゴールが17個追加されたのだ。

これからの時代のオシャレは変わる

例えば、安くてオシャレだと思っていた服。
途上国の安い労働力を使って、貧困を招く原因になっているかもしれない。

だからと言って、石油を使って大量生産をして、環境を汚染しているような作り方であったらどうだろう。環境に配慮された作り方でなければ、これからの時代はダサいのだ。

その服を着て、健康上のトラブルを抱えるのはもっての外だ。その服を着た人の健康を考えるの当たり前。

そんなことを言っていたら、服の制作コストがかかってしまう。だから、服を売る会社がブラック企業になってしまって、販売員の給与が下がってしまう。。。なんてことは起きないように工夫する。

SDGsはそのひとつひとつの問題をパズルのように解決していくゲームのようなものなのだ。

服に例えると、当たり前なことに思える。
しかし、今までの時代はお金を稼ぐことがゴールになりすぎていた。

たとえ貧困が生まれようとも、環境が破壊されようとも、お金さえ稼げば何でもいい。そして極端な話、お金さえ儲かれば平和さえ脅かされても仕方がない、そういうゴールを今まで我々は目指していたのだ。

ゴールを目指して突き進もう！！

SDGsは全てのゴールに具体的な目標設定値があるわけではない。
そこが単純にお金という点数を積み上げるだけのゲームより、わかりづらい理由だ。

しかし、世界がプレイするゲームのルールが変わりつつあることは確かだ。

ちょっとでもSDGsを意識することから、SDGsは始められる。

お金を稼ぐだけのゲームから、パズルのようなSDGsを解いていくゲームに挑戦すると、新しい時代の生き方が見えてくるかもしれない。