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ロックダウン育!!在宅家族【旅育!!ノマド家族。】

プノンペンがロックダウンされた。これを読んでいる方々は多くはプノンペン在住者だと思うので細かい説明を省くが、家から出られない日々が続いているわけだ。

『旅育!!ノマド家族』というタイトルでやっているこの連載だが、今の現状はもはや『ロックダウン育!!在宅家族』状態。まさにちょうど真逆だ!!

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カンボジア在住者の皆さんは、毎日大変な日々を送っていると思う。

しかし子供がいる夫婦が共働きの在宅ワークが、こんなにも大変だとは思っていなかった。子どもといると全く仕事が捗らないのだ。

そして、子どもといると遊んでしまう。仕事が捗らないと、無性に落ち込んでしまう。そのループだ。

でもこれは悪いことではないのかもしれない。

『三つ子の魂百まで』というが、3歳までの経験はその後の人生を大きく左右するという。だから、息子には色々な国を旅させて、貴重な経験してもらいたかったのだ。

しかし、貴重な経験ってなんだろうか?

ある意味現在、世界は人類史上まれにみる貴重な経験をしている。

少なくとも私が知る限り、この一年の我々の体験は前代未聞の体験になることは間違いないだろう。

ネガティブに考えれば、子どもたちは外へも出れず窮屈な時間を過ごしている。

しかし、このコロナ禍の非日常がなければ、家族での触れ合いはここまで多く持てなかったのも事実だ。

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プールに入り、積み木で遊び、いっしょに絵を描く。

これはコロナがくれた本当に貴重な時間だ。

コロナの影響で貴重な経験をしている息子の世代。

親との交流も濃厚になり、今までとは違う常識の世代へと成長するかもしれない。

『旅育』はまた真逆の『ロックダウン育』も、なかなか悪くない。

この記事は現在、カンボジア国内で配布中のNyoNyum 113号 2021年7月19日のカンボジアのフリーペーパー『NyoNyum』掲載のものです。

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