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SDGs×世界遺産 絵本プロジェクト

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息子用プレゼントとして、『ありがとう』をコンセプトにSDGs×世界遺産のキャラクター絵本を作るプロジェクト。
運営しているクリエイター

#ありがとう

わざわざ読まなくても良い記事01

ちょっとバタバタの1日で、書こうと思っていた記事も途中で、仕事も途中。 やろうと思っていたことは、全部途中の1日になってしまった。 「すいません!」 を、たくさん言わなきゃならない1日な訳なのだが、どちらかというと感謝の1日だった。 息子の体調がちょっと悪いこともあって、ベビーシッターのジェニーや、ソーシャルコンパスのメンバーたち。それにお医者さんや友人たちにずいぶん助けられた。 インドの教育方法に、 というのが、「嘘か本当か」あるそうだ。 僕も人に迷惑をかけちゃ

絵本出版記念トークショー@AEON2プノンペン

絵本を100冊プレゼント。 どうにか印刷は間に合った。 そして本日1月15日(土)、プノンペンにあるイオンモール2号店センソックにて、出版記念トークショーを行う。 ことの始まりは、国際交流基金アジアセンターが『読書』啓発をコンセプトにしたイベントを行う噂をを聞きつける。 カンボジアには、『読書』の習慣がない。 出版社も少なければ(ほぼない)、出版の概念もない。 確かに、カンボジアで『読書』と触れ合う機会が少ないのだ。 私が絵本出版を構想した時に、悩ましかったのが、絵

【SDGs×WORLD HERITAGES】ありがとう絵本Vr2.0を全ページ限定無料公開!!

いよいよ、明日に迫った出版記念トークショー。 それに先駆けて、『ありがとう』絵本の中身を限定無料公開します! ぜひ、息子に送った日本語版Ver1.0と、比較してみてください。 2022年1月14日〜31日まで無料、それ以降は有料にさせて頂いて第二刷の印刷費に回せたらと思います。

有料
1,200

カンボジアの『ハードカバー』事情

絵本の印刷を発注。 とりあえず、500部。 印刷のデポジットを払った。 半額の$887.5。 昨日は、この印刷屋を紹介してくれたNom PoPokの福原明さんと大路紘子さんとランチ。 お二人が制作した『食育の絵本』を頂く。 ハードカバーの質感のある絵本。 この『食育の絵本』は、カンボジアの学校に配布されている。 クメール語の本。 それもカンボジアではなかなか見ないハードカバー。 カンボジアの子どもたちは、とても喜んでくれているようだ。 というのもカンボジアでは

カンボジアの『出版』事情

カンボジアで出版をしたい。 『出版』をなんと定義するかにもよるが、本をただ印刷するだけでは『出版』っぽくない。 かといって、日本のような出版会社はカンボジアにはない。 出版してくれる人がいないのだ。 そもそも、あまり本がないのだ。 ISBNコードを取得して、印刷をしたら『出版』っぽくなるのではないだろうか? ISBN(アイエスビーエヌ、International Standard Book Number)コードは、世界共通で図書(書籍)を特定するための番号。 カン

カンボジアの『本』事情

カンボジア人は、本を読まない。 ....とはいえ、仕方がない気もする。 なぜなら、カンボジアには本が”ない”からだ。 本が”ない”というのは、ちょっと大袈裟かもしれない。 とはいえ、日本と比べると、圧倒的に本が少ない。 何よりも、本屋がない。 「本屋」と名乗っているIBC(IBC Book Store)やPBC(Peace Book Center)などの「本屋」もあるのだが、店に入っても本が売っていない。 入ってすぐに並んでいるのは、文房具だけ。 上の方の階上がると

SDGs絵本21『ありがとう絵本全ページ無料公開!』

SDGs絵本20『富士山は地球とつながっている』

SDGs×世界遺産のキャラクター作りもいよいよ最後のひとつ。SDGs目標15 陸の豊かさを守ろう だ。 地球の陸地面積の30%以上を占める約40億ヘクタールの森林が、毎年1,300万ヘクタールも失われていることで様々な問題が起こっている。 それはつまり、毎年東京都59個分の森林が失われていることになる。 元々のSDGs目標15 陸の豊かさを守ろう のキャラクターは、手が『木』になっているということでカンボジアのアンコールワットのキャラクター・ワッティーを配置していた。

SDGs絵本19『貧困をデザインする』

SDGs 目標1 貧困をなくそう の元々のキャラクターはネズミの家族だった。貧困のイメージをドブネズミに投影したのだ。ネズミになら貧困のイメージを投影して文句も出てこないだろう。 しかし、このSDGsの目標と世界遺産を組み合わせのキャラクターはそうはいかない。なぜなら、貧困はネガティブワードだからだ。世界遺産と貧困のイメージを組み合わせて良いものだろうか? ステレオタイプの貧困国というとアフリカ。最初はアフリカの世界遺産も考えたが、気が進まない。 昨今のアフリカのイ

SDGs絵本09『平和ってなに?』

私は8月6日生まれ。誕生日の朝は広島の平和記念式典の記憶しかない。 だから『SDGs 目標16 平和と公正をすべての人に』と世界遺産を組み合わせを考えたとき、最初に思い浮かんだのが広島の原爆ドームだった。英語名はHiroshima Peace Memorial、直訳するとヒロシマ平和記念碑。まさに『平和』を象徴した世界遺産だ。 この絵本プロジェクトを進めるにあたって、日本の世界遺産も入れたいとは思っていた。早速、原爆ドームをイメージしたキャラクターのラフスケッチに取り掛か

SDGs絵本08『萌えキャラには平等とバランスが大事』

世界の最も裕福な2153人の保有する資産が世界の貧困層46億人の持つ総資産と同等だと発表されている。 (2019年時点 オックスファム報告書から) 世界は想像を絶するほどの経済格差だ。 世界には色々な不平等がある。先進国と発展途上国。そして、途上国の中でも、首都と農村地区では激しい格差が存在する。私が住んでいるカンボジアでも、首都プノンペンとそれ以外は全く違う。肌を持って感じることだ。 それ以外にも、男性と女性。健常者と障害者。 人種、民族、宗教、肌の色。。。。 このコ

SDGs絵本07『人形とリサイクル』

世界遺産プラハ歴史地区学生時代に留学しようと思っていた町がある。 世界遺産の街、チェコのプラハだ。 美大の映像学科卒業して、海外、特にヨーロッパに行きたかった私は、東ヨーロッパで物価や学費も低くて、パペットアニメーションが有名なチェコのプラハはとても魅力的だった。 赤い屋根で統一された街並みは素直に美しく、まるで絵本のような世界観は、ファンタジーの世界に迷い込んでしまったかのようだった。 そして何よりも驚いたのは、プラハの街にたくさんのパペット人形屋があることだ。シュヴ

SDGs絵本06『愉快なトイレが世界を救う』

目標6 安全な水とトイレを世界中に、は英語だと『Clean Water and Sanitation』。直訳は『清潔な水と衛生管理』なので、『トイレ』なんて言葉は一切入っていない。しかし、日本語のトイレという言葉のインパクトはあまり強い。 トイレのキャラ創りには気合が入る。なぜなら、息子のための絵本を作るために進めているこのプロジェクト。もまだ2歳の息子も、トイレのキャラクターは気に入ってくれるんじゃないのか!?(うんこドリルもちょっと前には流行っていたし) しかし日

SDGs絵本05『太陽をつなぐもの』

行ってみたい世界遺産ランキング 人気のトップ10をご紹介! 1位 マチュ・ピチュ 2位 モンサンミッシェル 3位 サグラダファミリア 4位 アンコールワット 5位 ピラミッド 6位 グランドキャニオン 7位 イタリア 8位 イエローストーン国立公園 9位 万里の長城 10位 ドブロブニク アンコールワットと並んで、人気がある世界遺産が南米ペルーのマチュピチュ。 『ありがとう』絵本を作りたい。 そして、世界遺産とSDGsを組み合わせたキャラクターを作っていく上で、一番人気の