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旅育!!ノマド家族〜中村家の子育て日記〜

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カンボジアのフィリーペーパー『Nyonyum』で連載。旅しながら育児をする旅育に憧れる、夫・中村英誉と妻・有紀子夫婦コラム。
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#日奈太

旅とおじさん

4ヶ月ほどを掛けて、妻と5歳の息子の日奈太と3人で、フィリピン、インド、トルコ、エジプトなどの中東の国を回ってきた。 そろそろ(もう随分、時間が経ってしまったが)旅のネタでも書こうかと、4ヶ月分の写真を整理していたところ"あること"に気がついた。 日奈太の写真が、色々な国の『おじさん』とのツーショットが多いということだ。 なぜだろう? 旅先で出会った、女性や同世代の写真もあるにはあるが、圧倒的に『おじさん』が多い。。。 特に、トルコ! トルコでは、日奈太とおじさんの色

セブのストリートチルドレンたちと?アニメーション作ってみた。

フィリピンのセブ島で、ストリートチルドレンの子どもたちとアニメーションのワークショップを行いました。 ワークショップは元インターンのYukaさんが紹介してくれたボランティア団体EMS(イロイメモリアルスカラシップ)の活動の一環。子どもたちにはキャラクターを考えてもらい、ストップモーションアニメーションを作りました。 対象は、セブのセントニーニョ教会で物売りなどを行っていた子どもたちです。EMSは、そんな彼らに奨学金や教育を施すNPO施すNPO法人です。 息子の日奈太も、

ノマド家族と旅孝行?

父親からの希望は、『息子の日奈太と一緒に過ごすこと。』 両親が、カンボジアへ来ることになった。 それも18日間。。。恐ろしいほど長くないだろうか? というのも、父はこれで最後の海外旅行を宣言する。 ということは海外在住の私にとってもは、これが最後の親孝行と言っても過言ではないかもしれない。 「親孝行したいときには親はなし。」 仕方がないので、18日間を受け入れることにした。 しかしながら、年老いた両親は英語も話せなければ、スマホの扱いも危うい。カンボジアでは、コミュニケ

カンボジアの穴場スポット!息子と電動自転車で訪れたウドン寺院

息子と二人で、久しぶりの国内旅育!? 妻が出張中であったため、息子の日奈太と二人でカンボジアのプノンペン郊外にあるウドン寺院を訪れることにしました。この寺院は、静かで穏やかな時間を過ごすことができる、美しい仏教寺院です。 私たちは、最近購入した電動自転車を使ってウドン寺院へ。 寺院の敷地内は階段が多く、息子の日奈太は少し疲れた様子でしたが、最上階にある景色を見るために、私たちは階段を登りました。 ウドン寺院は入場料は必要ありません。また、寺院内には素敵な建物や木々があ

一歩も出ずに泳ぐ

相変わらず、今週末もダラダラ家で過ごした。 とはいえ一歩も出ずに、家のプールで泳ぐ。 家のプール。 日本在住者からすると、家にプールがあるなんて「大富豪か!!」 と、思うだろう。 しかし、プールはあれど、風呂はない。 この家に引っ越す時に、風呂かプールか、どちらを選ぶか悩まされる。 プールか? 風呂か? プールか。 風呂桶か。 ちなみに、シャワーはもちろんあるが、風呂桶がないのだ。 しかし、「ここに住めば、息子も泳げる様になるかもしれない。」 そんな下心から、プ

旅育の『ま逆』

家でダラダラ。 旅育とは全くの、ま逆。 せっかく、コロナも落ち着き出して、旅に出ようと思えば出れるようになってきた。 しかし、カンボジアの長期休暇『水祭り』も、結局、家で過ごしてしまう。比較的、出かけるのが好きな家族だったが、最近は家に引きこもりがち。 妻とも、 「あんなに旅行好きだったのに。。。 旅に出ようという気持ちがなくなっている気がする。。。」 と、こぼしあっている。 旅好きが縁で出会ったような夫婦。 しかし確実に、旅に出る気持ちが萎えている。 切ない、切な

7回寝たら、ママは帰ってくる

妻が仕事の関係で急遽、日本へ帰国している。 一週間、日奈太にとって、母不在。 「7回寝たら、ママは帰ってくる」が、ここ数日の決めゼリフ。 とは言っても、先週まではラオス・タイ出張で、私が不在。 「9回寝たら、パパは帰ってくる」状態だった。しかし、飛行機トラブルに遭って、実際帰ってきたのは10回寝たあと。 旅育と言いながら、親が旅しまくって、息子の日奈太が留守番というのが申し訳ない感じ。 何よりも、ベビーシッターのジェニーには頭が上がらない。特に平日は、朝から晩までジェ

旅育のカワイイ障壁

中村家が旅に出るのに、大きな障害ができた。 猫を飼いだしたのだ。 ペットがいると、旅に出にくくなる。 猫好きな妻が、猫を飼いたがっているのを、今まではそれとなく賛成せずにきてきた。 しかし、ある日、息子の日奈太が、子猫を拾ってきた。 なんでも、水辺で死にそうだった子猫らしい。 家に帰ったら、『ニタ』という名前が決まっていた。 日奈太が自分で決めたらしい。 意外にいい名前。 とはいえ、ベビーシッターのジェニーの友人のフィリピン人の女性が飼ってくれるらしい。 数日の

謎の儀式!?シュタイナー教育的誕生日会!!

6月30日は、息子の日奈太の4歳の誕生日。 幼稚園に招待されて、誕生日のお祝いをした。 日奈太の通う幼稚園は、シュタイナー教育。 シュタイナー教育の特徴は、自然の素朴さ、暖かさを大切にする。 だから、幼稚園の園庭はカンボジアでは珍しい緑あふれる環境。遊具もプラスチックやスチールを避けら、木で作られている。 シュタイナー教育では自然の中で、自然のものを取り入れた環境が整備されているのだ。 昔、子どもが生まれた時に、読みかじった教育本。 その中で解説されていたモンテッソ

ロックダウンとジェニーにありがとう

息子の日奈太が、幼稚園に復帰した。 毎日、ベビーシッターのジェニーに連れられて、楽しそうに通っている。 ありがたくて、嬉しくて仕方がない。 日奈太が幼稚園に入園したのは、今から1年以上前だった。 コロナの影響で妻とともに日本へ一年弱帰国していて、戻ったばかりの2021年2月。私のオフィス近くの幼稚園に通い出した。 毎日の送り迎えは、私の仕事。 最初の一週間は良かったのだが、段々とつらそうになる。 カンボジアに戻ったばかりで、慣れない環境。 英語も話せない。 とも

保護猫カフェはノマドできるのか?【Ministry of Cat】

犬派ですか? 猫派ですか? 猫派の、ノマドワーカーのひでほまです。 突然ですが、子どもがいると仕事なんてできないですよね。 子連れ在宅ワークなんて可能なんだろうか?と、いつも疑問。 子どもがいるだけで、仕事なんて手が付かない。 かまってかまって攻撃を受けながら、仕事をするなんてほぼ無理ゲーだ。 子連れで優雅なカフェノマドなんて、夢のまた夢。 しかし、それでも挑戦したくなるのが生粋のノマドワーカー。 ということで、私と同じ猫派の息子の日奈太といっしょに、プノンペンにあ