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一般社団法人ソーシャルアートラボのミッション

当法人のHPのTOPに、
「障害のあるひとがアートに生きることができる環境を創る」
「藝術を民主化し、NFTで世界に翔ける!」
と、掲げてあります。

どういった「想い」が込められているのは説明したいと思う。
先ず前者の、
「障害のあるひとがアートに生きることができる環境を創る」
だが、アート“で”生きる、ではなく、アート“に”生きる
ところにこだわりがあります。

「アートで生きる」だと、アートを生業にして生きる、という意味合いが強いと印象を受けると思う。
もちろんその意味合いも「アートに生きる」には含有されています。

私がこだわった「アートに生きる」という表現は、障害者であれ健常者であれ、存在そのものが十人十色の千差万別!
「自分の人生を生き抜く」ことそれ自体、表現活動であり、創作活動となる、故にアート“に”生きる!という表現を選びました。

続いて、
「藝術を民主化し、NFTで世界に翔ける!」について。
一番のキーワードはもちろん「藝術の民主化」

藝術の民主化っていうと、なんか藝術(ファインアート)を冒涜しているかのように聞こえる方もいるかもしれませんが、全くそのつもりはありません。

ある意味アートのマーケットは今まで閉ざされていたかと思います。選ばれし者だけが、マーケットに出品できる。その為には、画廊に認められる必要があったりとか契約したりとか。それはそれで良いと思いますし、そういう方法しか今まではできなかったのかもしれません。

時代は変わりました。
そう、ブロックチェーンやNFTの出現により色々な意味で民主化されてきました。

誰にでも、藝術をする権利はあるのです。
評価であったり、売れる売れないはマーケットや専門家が判断することでしょう。これが民主化としての意味合いの1つ目。

もう一つの意味合いは、コンセプトや方法論で藝術を民主化するということ。
要するに、藝術的な才能がある人だけでなく、コンセプトや方法論で藝術活動ができるようにしたい。
そもそもは、この思いからソーシャルアートラボは始まっています。

2016年のやまゆり園事件を覚えている方も多いかと思います。
生産性がない障害者は生きている意味がないからと、決めつけ、殺傷した事件です。

就労支援施設とかで技術など身に着け就労を目指す!
これはこれで、間違ってはいないと思うし一つの方向性として正しいかと思います。実際のところ、みんながみんな晴れて就労できるわけではありません。

そもそも生産性って何?
おそらく脈々と続く経済活動の中で、生産性がある行為、生産性がない行為として分類されているだけかもしれない。

今までは「生産性がない行為」とみなされていたことが、生産的な行為にできるかもしれない。

会社にお勤めするだけが、社会にでることではないと思う。
学校含め。

ただ生きていくためには、経済活動に参画しないとならないし、社会との接点は必要。

その接点を作るのがSALであり私の役割かもしれない。
NFTはその手段になり得ると確信している。

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