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初代 audi TT 購入顛末記④〜総集編 個人売買での購入は「予備検査付き」がぜったいだ!〜

 おそらく自分は衝動買いをするタイプだと思う。 今回のような目にあっても、多分これからもやめないだろうと思う。(クルマ好きってそんなものでしょう。) なのでここからは、オークションなど個人売買での注意点など挙げていきたいと思う。 (こうすることによって自分も次の車を買うときの戒めになるのではないだろうか…)

どれほどの食い違いがあったか、あらためて検証する。

 まずは実際の検証をしてみよう。オークションで書かれている説明文を鵜呑みにしていいのか、、、。ついつい自分の購入意思を掻き立てるよう、良いようにとってしまう。しかしこれは仕方のないことクルマ好きの性なのだ。次回からは多少の違う視点で持って見れれば良いと思う。

1.車検2年付きと書いていれば、普通は付いていると思うであろう。             
2.実走行は信じるしかない。何で証明されるかは不明だが、、、 3.ここでも車検2年付きとなっているが確認した方が良い。3.試乗可能と言うのは仮ナンバーがないと無理。自賠責に入り、役所で仮りナンバーを手配する必要があることお忘れなく。4.ただのリモコンであれ、キーレスエントリーと書かれている。                                  
5.専門店にてボンネットはクリア剥げと指摘される。本人は100%落ちる(垢と言う意味)と現地で説明されたが、、、。うかつに信用してはならない。6.既に帰宅走行時にチラチラと変色している。短時間では見抜けない。7.おそらく応急処置だったのであろう、すぐにめくり上がる。とても雑な仕上げだったと言う事は言うまでもない。8.写真はシートカバーで分からなかったが、外して見るとレザーに塗装したようで同色ではない。9.センターフラップ整備が64000円と表示。いかにも整備していると思わされる表現。10.ヘッドライトはくもり、傷も多数。ENEOSでも研磨必要と指摘される。自前でやったのであろう、コストを表示で安心感を買う。コーティングなどもされてはいない。11.ホース、パイプは一部溶け出しているものあり。ホースバンドもサビサビで外れない。
12.金額を表示しいかにも安心させる表現。13.予備検査すぐ取れるの意味をどうとるか? 素人は買う際は相手方に予備検査を取らせる方が良い。14.ボディの曇りは気をつけなければ。クリア剥げを水垢と言い、100%落ちると言われたが。。。 15.グレーの内装? ベージュです。しかも色を塗られた。使い回しの文章に注意すること。                          
15.変速ショックはない、、、後退時にショックがある。16.こんな言葉に安心させられた。17.不動車を買って自分で直して売るのである。冷静に考えると、元々は不動車であると言うことを忘れてはならない。そんなに整備されていない。仕上げるとは別物である。

なぜ、指摘しなかったのか?

 あらためて見直してみるとかなりの相違点がある。なぜ指摘しなかったのか?と言われるかも知れない。それは、、、もう買うと決めていたからである。支払いも済ませているのである。また相手方が「簡単に直る、どこでも直せる、水垢だ」という言葉に、こちらの知識不足が"まぁいいか"としてしまったのである。そして極め付けは、やはり遠方から取りに来ていること。
 複数の要因が重なって、こちらも冷静な判断が出来なかったに尽きる。

バーストタイヤ代に返金を求めたが。

 バースト寸前と知らず購入したタイヤとホイール。これは翌日に返金を依頼した。オークション外の取引である。電話そして履歴のためにメールでも送りつけている。しかし相手方いわくは、下記の一点ばりである。つまりは購入後は「ノークレーム」だと。
 私もヤフーオークションへ申し立てるべきかと考えたが、そこそこ疲れていたのである。すぐに走るはずだったクルマが走れないのである。"直す作業"と"闘い"の両立は厳しく感じた。その後も何回かメールを入れているが、着信拒否されているのであろう。
 現車優先と書かれているオークションは多いかと思います。それに対する反応は人によるのであろう。

17.クレーム拒否の表示。これ一辺倒で返金を拒否される。

リスク下げる取引きはあるのか?

 以上、細かく経過を示したが個人売買、オークションでの最良の取引き方法は何であろうか? 

自走には問題ない…と言われたら信用するしかないと思うのだが。
人を信用してはダメなのでしょうか

まとめ〜個人売買での注意点は!?

1.人とクルマに惚れない。

 当たり前だが現車確認すべき。妄想で期待が上がっているのだ。想像以上の極上車へ妄想が導いている可能性もあるの人柄と説明文を鵜呑みにしない。また次がある位の気持ちでいた方が良い!
 
 ちょっと見て、そして試乗してどこまで程度が分かるだろうか? ある程度経験ある人と同行してもらうのも効果的だと思う。第三者なら冷静に見てくれるだろう。

2.「現車優先、ノークレーム」は売り手優先の言葉と思え!

 ほぼ当たり前のごとく書かれている相手方有利な言葉だ。そんな時は「何日以内なら返品可」と言った条件をつけるのも良し。ただし引き渡してからのキズだとか言われる可能性もある。
 上のやり取り見てもわかるであろう。自走に問題ないと明言していても、リスクを回避するような一文を加えているのだ。相手はこれを言い張ってくる。自分はこれにやられたが、、、

3.予備検査付きで渡してもらう、これがポイント!

 今回の一番「こうしたらよかった」と言うポイントです。私の事例で話すと、タイヤ問題、ブーツ破れ、ライト光量など相手方の責任になるのだ。ついつい自分でやれると思い、引き取ろうとしたのが泥沼への一歩であった。
 場合によっては予備検手数料も支払うことになろうかと思う。しかしリスクを考えると相手方に予備検査を取ってもらうのが一番である。万がいち何か不具合があったとしても"動かせる"のだ。いちいち仮ナンバーを取って工場へ運ぶのは時間的にも負担となる。
 
 私の一番のおすすめは"予備検査"渡しである。今後は車検付き、または予備検査付きのクルマを購入することに決心しています。

 さらには間に仲介を入れるかである。
多少のコストアップになるが、その辺りの面倒なところは引き受けてくれる。というか明確化される。自分は売る際に"ガリバーフリマ"など使ったことがあるが、そこそこ便利かつ安心ではあった。もちろん仲介手数料は払わなければならないが、、、

 以上がアウディttの購入から気づきと購入の注意点である。オークションなどついつい競りがちになるが、熱くなり入札しない事だろうと思う。いったん流してもまた見つかる位の気持ちでいたらどうだろう。あとやはり遠方との取引きは控えた方が良いかと思う。引き取りに交通費もかかる訳である。もちろん過去、良い人もいた事を忘れているわけではないが、、、

どうかこの顛末記がお役に立てれば幸いです。

PS…この4月、ようやく車検も取れ公道を走れるようになりました。人に罪あれど、このクルマには罪はありません。まだまだやる事はいっぱいありますが、自分で出来る範囲で"素"の状態に作り上げたいと思います。

初代audi TTの購入顛末記
初代 audi TT 購入顛末記①〜現車見ないで落札した〜
初代 audi TT 購入顛末記②〜そして現地にて現車と顔合わせ
初代 audi TT 購入顛末記③〜バースト寸前、ひび割れタイヤとの600kmのドライブ
購入後の健全化への過程はこちらでご覧になれます。

(終わり)

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