体癖各種に学ぶ!体癖処世術〜”○種システム”を手に入れる〜
あの人のようになりたい!
仕事も恋愛もうまくいっているし、誰とでも仲良くできるし。
友達も多いし、モテるし、とにかくうらやましい…
なんて思わせる人、周りにいませんか?
もしあなた自身がそんな人になれたとしたら、どうでしょう?
キラキラと輝いて、人生からも神からも愛される人になれたとしたら…
残念ながら…
なれます。
体癖という素晴らしい教えをしっかりと身につければ。
人と仲良くやるくらいはどうってことないのです。
処世術…
”世渡りの方法”を示すその言葉に、ネガティブな印象を持つ人は少なくありません。
「なんか、うさんくさい」
そんなふうに思われる方もいますよね。
が、ひょっとすると、あなたが「あの人のようになりたい!」と思っているその人も、処世術が巧みなだけなのかもしれません。
本心を隠し、周囲との衝突を避け、美味しいところを持っていく。
その具体的な方法を知っていて、実行しているだけなのかもしれないのです。
もしそうであるなら、その処世術をパクればいいのです。
コミュニケーションがさらにうまくなるコツは、パクること。
なんせ、パクリから始まったコミュニケーションの心理技術もあるくらいです。
NLPという1970年代に出来た心理技術は、「うまくいっている人を分析し、モデル化した」ことで始まり、今や世界中のビジネス、教育、医療、芸術、スポーツ、夫婦関係などなどなど、あらゆる分野で活用されています。
そう、”モデル化”。
NLPではパクリとは言わず、”モデリング”と呼んでいます。
うまくいっている人々が共通して行なっている言動や頭の使い方を自分自身に取り込むことで、自分もその人たちと同じようにうまくいくようになります。
体癖、というところに目を向けてみると…
「うまくいっている体癖の○種と、うまくいっていない体癖の△種がある」…
のではありません。
「五種ならうまくいくけど、四種じゃうまくいかない」ということでは、ないのです。
五種の中にもコミュニケーションがうまくいっている人とそうでない人がいるし、四種でもうまくいっている人とそうでない人がいます。
まぁ実際は誰もが体癖と体癖とが複合しており、一人の人の中に何人かの人がいて、矛盾したり葛藤したりもしているわけなのですが…
それがどんな組み合わせであったとしても、コミュニケーションがうまくいっている人はうまくいっています。
例えば同じ八種一種六種でも、うまくいっている八種一種六種もいれば、うまくいっていない八種一種六種もいるのです。
その違いは何か?
一つはこの『タイヘキストマガジン』でも頻繁に出てくる”ストローク(=愛)”。
鬱散と集注を十分に果たし、自他に対して”愛”を持って生きていること。
もう一つは、自分のやらかしパターンを自覚し、低潮時はしっかり休み、できるだけ良い心身の状態で生活していること。
自覚はものすごく大切。
そしてさらにもう一つは、うまくいっている人のパクリ…いや、モデリング。
うまくいっている人がいれば、どんな体癖でもモデリングするのです。
四種はコミュニケーションではかなり参考になりますが、六種だって二種だって、十分以上にモデリングすべき言動はあるのです。
モデリングの素晴らしいところは、”技術である”ということ。
技術であるということは、”再現性がある”ということ。
練習していけば、誰でもできるようになる、ということ。
ある程度は誰とでも良いコミュニケーションができる、ということ。
そこに才能は、必要ない。
普段からやっていけば、無意識でできるようになる、絶対に。
最初はちょっと意識してやる必要はありますが。
うまくいっている○種をモデリングすることを、”○種システム”と勝手に名付けました。
一種システムを作動させれば何かを人に説明するのに役に立ちますし、九種システムを作動させれば話しかけられたくない時に黙っていてもらえるのです。
そこで今回の『タイヘキストマガジン』は、うまくいっている体癖各種のモデリングについて。
コミュニケーションに○種システムを導入して、さらに良い処世術を身につける人のためのnoteになります。
あなたがこの記事を読んで練習されることで、仕事、恋愛、家庭、プライベートなど、人生の様々な場面で世渡り上手になれますように。
擬態とモデリングの違い
「あぁ、擬態すればいいのね」
と、ここまで読んできてあなたは思ったかもしれませんね。
半分は正解で、もう半分は正解とは言えません。
確かに、モデリングの最初の段階は、擬態、ということになるでしょう。
が、モデリングのスゴいところは、意識して繰り返しやっていくと、ある程度無意識でその言動をするようになるところです。
擬態は擬態で価値があります。
苦手な相手をやり過ごしたり、敵を作らず人当たりがよく見えるようになったり。
ただ、擬態をしている間は、誰でも”違和感”を伴うのです。
本来の自分ではない自分を演出するということは、本来の体癖では笑わないところで笑い、泣かないところで泣く、ということですからね。
その一方で、モデリングはある程度良いフィーリングを伴います。
「こう来たら、こう返す」という勝利の方程式が脳にできている状態ですので、自分の中に違和感がないどころか、相手にも違和感がないのです。
それでいて、本来の体癖通りの自分も頭のどこかにいる状態。
ちゃんと自分を見ている自分がいて、ハンドルを握っている状態。
四種の無意識の擬態とも少し違うのですね。
自分自身の擬態に気づかず、それを続けてしまったことで、長く低潮してしまうこともあります。
モデリングは、半分は意識していて、半分は無意識でやっている状態、と言った方が正しいのかもしれません。
あるいは、オン/オフができる状態。
つまりはモデリングは、”演出する”とか”真似る”というよりも、自分の中に”取り込む”と言った方が近いのです。
コミュニケーションがうまくいっている人の素晴らしい言動を、自分の中に入れて、自分の一部とする…
○種システムを導入し、適切な場面で適切な人に対して、より良い感情でより良い時間を過ごす…
そんなことが起こったら最高じゃないですか?
どの体癖でも、その体癖に沿ったコミュニケーションをしており、その中には確かにやらかしパターンもめちゃくちゃたくさんあるにしろ、とてもうまくいっている面もあるのです。
やらかしパターンはスルーして、うまくいっている人のうまくいっている面だけをモデリングすることが大切ですよね。
良いフィーリングを伴うまでには練習が必要で、違和感があるうちはまだ擬態ということになります。
普段は日本語をしゃべる人がペラペラと英語を話すようになるまでには違和感を伴うように。
けれど、英語をマスターするよりも心地よいコミュニケーションをモデリングする方が、難しくないのではないかと思います。
英検準一級を持っているのに英語をほとんど話せない私にもできましたからね(笑)
モデリングは擬態の一歩先を行くものなのです。
一種システム
コミュニケーションにおける一種の素晴らしい面は、説明が上手なところ。
人に何かを教えるときには、一種システムは非常に役に立ちます。
また、「しっかりした人」とか「頭の良い人」と思われるのも、一種システムの良い面ですね。
その代わり、仕事をたくさん振られるようになるかもしれないけど(笑)
物事を説明するには、論理思考と水平思考。
縦軸と横軸の思考を心理技術では、”チャンキング”と言っています。
チャンキングについてちゃんと説明するとなるとnoteが3本くらい書けるのですが、まぁ簡単に。
”チャンク”とは、塊のこと。
マグロのぶつ切りみたいなやつのことですね。
チョコレートチャンククッキーというと、チョコの塊が入っているクッキーのことを指します。
IT技術では、グループのことをチャンクと言いますね。
心理技術のチャンキングは、こっちの意味合いが強い。
「物事をグループ化して考えましょう」ということですね。
例えば、ジャニーズの嵐。
ジャニーズという大きなチャンクの中に嵐というチャンクがあって、その嵐というチャンクの中に大野くんや松潤など5名のメンバーがいたわけです。
それが、縦の思考。(論理思考)
嵐というチャンクと同じくらいのサイズのチャンクには、SMAPやTOKIOがいましたね。
それが、横の思考。(水平思考)
チャンキングって、簡単でしょ?(笑)
でも、説明がうまくない人って、チャンクが頭の中でグチャグチャになっているんですよ。
草彅くんの話をしていたのに、いきなりジャニーズ全体の話をしていたり。
相手とチャンクのサイズを合わせて話をすることも、コミュニケーションエラーを回避するのに有効ですね。
基本的には、大きなチャンク→小さなチャンクの順番で話をすることで、話がわかりやすくなります。
抽象的なことから具体的な方向に向かう、ということですね。
次に、例を入れる。
より具体性を高めます。
そして、たとえ話を入れる。
たとえ話というのは水平思考が巧みな人がよくやるのです。
同じくらいの大きさのチャンクを見つけるのが得意なのですね。
「体癖っていう技術がありましてね。
体癖っていうのは整体の考え方の一つで、体の動かし方やゆがみ方から感受性を見出すための技術なんですよ(大きなチャンク)
体癖には上下型や左右型といった型が5パターンあって、さらに一種から十種まであるんです。(小さなチャンク)
一種っていうのは体が細長くて、頭をよく使うんです。
善悪や毀誉褒貶に敏感な感受性を持っているんですよ。
二種っていうのは…(さらに小さなチャンク)
体癖を学んでおくと、人生の役にすごく立つんですよ。
自分のストレスの解消法なんかも、自分の体癖に沿っておくと効率的にできるんですね。
捻れ型なら、サンドバックを殴っておくと良い人でいられたりね。(例)
たとえるなら、体癖っていうのは車の部品なんですよ。
誰にでもアクセルとかブレーキとかあるけど、アクセルが強い体癖もあれば、ブレーキも強い体癖もあるんですよね。
どの部品も重要で、それぞれ役割が違うんです(たとえ話)」
みたいな。
チャンキングには他にも5w1hを用いた使い方もあったりして、人に説明するだけでなく人生にものすごい影響を与えたりもするのですが、長くなるので今回はここまで。
一種の話が分かりやすいのは、無意識にチャンキングをよくやっているからなのですね。
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