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おいしくて安全な卵の選び方

在宅ワーク、してますか??
我が家は宅時間が増えたおかげで、いえごはんの時間が間違いなく増えました。
外食よりも自炊が増えたら、身体も調子よくなるし、良いこともあるかなぁと思いきや、

ファーストフード店のマッ〇の四半期の売り上げは、このコロナ禍においても伸びているそうです><外食産業がやっていない代わりに、お母さんたちや子供たちが家で買って食べている、という構図が存在しているわけです。

日々、様々な方の食事のカウンセリングを行っていると、
これは食べていいの?これは食べちゃいけないの?って聞かれるんですけど、

究極、それをどう感じるかは身体の直感かなと思います。


あとは、自然界のことを考えたら良いです。自然界に存在しないものが入った加工食品は、ふつうに考えて、なんで食べてるんだろって思いますよね(笑)


だから、良い悪いは自分で判断してもらったらよくて、そのための考える材料を提供していきたいし、世の中の流れを私も一緒に学んでいきたいなと思っています。

卵の選び方のポイント

お料理に使う卵買うとき、どんなこと意識してますか?
今日、自然食品のF&Fさんで買った卵に色々書いてあったので、考察してみます^^

「平飼い」のもの

まずニワトリの飼い方をみてほしいです。
卵を産む親鶏の育て方は、大きく分けると
「ケージ飼い」か「平飼い(放し飼い)」の二つに分かれます。


日本では、約90%以上が「ケージ飼い」で、ニワトリを「ケージ」と呼ばれるかごで飼育しています。

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※永光農園のHPより


ケージ飼いの中には、窓のない部屋もあります。
なんで、窓がないと思いますか?

ニワトリは朝になると卵を産む習性があるので、窓をなくすことでニワトリに1日の長さを勘違いさせて、


24時間よりも短いサイクルで、できるだけ早くたくさん卵を産ませるためです。
これらはアニマルウェルフェアの視点で問題視されています。

「平飼い」というのは、ケージ(鶏かご)に入れずに自由に動き回れるようにしたアニマルウェルフェアの考え方を尊重した飼い方です。

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※永光農園のHPより

日本での平飼い率はまだまだ少なく、わずか6.4%ほど。

ケージ飼いと比較すると効率は悪くなりますが、鶏が幸せに育つ環境を作り、卵を産んでもらうということが、安心して〝いただく〟につながる方法のひとつとなります。
EUでは、アニマルウェルフェアの観点から、2012年より従来型のケージ飼いを禁止しています。

スターバックスでも、2020年までに、鶏をケージに閉じ込めた生産を中止することを発表したそうです。
スターバックスが2020年までに世界中の直営店でケージ飼育の卵を廃止することを発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000033124.html

平飼いのメリット・デメリット

平飼いのメリットは、鶏が自然に近い形で自由に行動できること。
たとえば、くちばしで地面をつつきながら食べるエサを探し、
鶏の羽などについてしまった汚れや寄生虫を落とすため、
砂の中で寝転んだり羽や動かしたりする「砂浴び」
卵を産むときは巣に隠れて産み、夜暗くなると、「止まり木」と呼ばれる木の上で眠ります。

しかし、平飼いにもデメリットは考えられます。


自由に動き回るために害虫を食べる可能性がある。
衛生管理が行き届きにくい場合がある。
病気やケガに気づきにくい場合がある。
ということがあげられます。


以上の観点から、開放型鶏舎でこだわりの卵をつくっている業者もあります。

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今日食べた卵ですが(笑)
こちらの秋川牧園さんも、開放型鶏舎と、平飼い、両方ありますね^^
上記のポイントをふまえて選ぶといいなと思います^^

「遺伝子組み換えでない」「ポストハーベスト不使用」など表示してあるもの

餌については表示がされていないものもあるので、
きちんと表示がされているものを選ぶようにするのが良いと思います。

「ケージ飼い」のニワトリは、ほとんどの場合、トウモロコシや、大豆のカスなどです。
この餌が怖いのが、海外から安く仕入れた、遺伝子組み換えの、農薬たっぷりのトウモロコシを使っている可能性がある、ということですね。


遺伝子組み換えについては、またじっくり触れたいと思います。
スーパーの特売卵で、すごく安くて、特にエサについて触れていなかったら、多分当てはまると思います。

毎日の食卓の中で、食べる機会が多いからこそ、
なるべく自然のなかでのびのび育った鶏の卵を、
感謝していただきたいですよね^^

一つの考え方の軸にしてみていただければと思います^^
読んでくださりありがとうございます^^



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