新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
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芸術系団体の寄付先を調べてみた(都度追加予定)

はじめに

新型コロナウイルス感染防止対策のため、多くのライブや公演が延期・中止となりました。これはパンデミックの早い終息を目指すためにも致し方ないことであり、各関係団体の皆さんは苦渋の決断をされたと察しています。私自身、アマチュアながら、ミュージシャンの端くれ(趣味活動です)をしている者でもあり、表現活動で活躍している尊敬する芸術家のみなさんの苦境に、心を痛めております。

芸術関連の活動は、言ってみれば「生きるために必須ではないけれど、人生を豊かにするものであり人間たらしめるもの」だと私は考えています。これまで2000年以上も人類が培ってきた心の栄養を、なんとかして残していきたい思いがあります。

そこで、自分にできる応援活動がないかと考えていました。

結果、新型コロナの状況が落ち着いた後も、活動を継続したり再始動するために、少しでも足しにしていただけるように「寄付」という形を取れないかと考えました。

色々調べてみると、これまでも団体が自主的に行なっていたファンドレイジング(個人や法人からの寄付を含めた活動資金調達)に加え、様々な動きが見えてきました。特に海外で、業界団体が「中間支援」や「仲介」をする形で寄付を募る動きが出てきています。まずはそうした動きを紹介しつつ、インターネットでオンライン寄付ができる団体の寄付募集ページを、出来る限り列挙していきたいと思います。(漏れだらけだと思いますが・・)

※なおこのnoteは、あくまで2020年3月末時点で、法人格を持つ団体が運営しているクラウドファンディングサイトや、法人格を持つ団体のオンライン寄付募集ページを調査し、リンクを貼った記事となります。新型コロナウイルス終息後のお金の使い方の選択肢の一つとして紹介することを目的として記載しており、私が寄付を推奨している訳でも、その団体の信頼性を保証している訳でもありません。実際に団体に寄付をするかどうかは、ご自身の価値観や基準でご判断をお願いします。

海外での動き

イギリスの音楽家支援ファンドHelp Musiciansは、今回の新型コロナウイルスで経済的に影響を受けた音楽家のために「Financial Hardship Fund 」を立ち上げました。オンラインで寄付ができます。この団体は、元々イギリスのオペラ歌手がアメリカで事故死したことをきっかけに1930年に設立され、音楽家の事故や健康トラブル、メンタルヘルスなど心身のサポートと、経済支援を行なってきました。現在では、パトロンとしてエリザベス女王(!!)が後援し、非営利団体のファンドレイジング経験者や音楽団体の運営経験者を中心に運営されています。

Help Musicians Financial Hardship Fund

https://www.helpmusicians.org.uk/support-our-work/make-a-donation

アメリカでは、言わずと知れたグラミー賞を運営する全米レコード協会が、音楽家の権利や緊急事態の支援を行う関連団体 MusiCares®を通じて、「COVID-19 Relief Fund」を立ち上げました。オンラインで基金に寄付することが可能です。

The Recording Academy®&MusiCares®  COVID-19 Relief Fund

音楽ストリーミングサービスSpotifyは、多岐にわたる支援を表明しています。特に2番目のミュージシャンが自分の作品ページで「投げ銭」的にファンからの応援を受けられる機能実装は、ファンとの繋がりも維持することが出来る取り組みだと思います。ぜひ日本でも実装されると良いなと個人的には思います。

1. Spotify COVID-19 Music Relief
 MusiCares, PRS Foundation, Help Musicians, Unison Benevolent Fundなど音楽家救済のファンドへの1000万ドルの寄付

2. New Spotify for Artists Feature(日本で実装されるかは不明)
 アーティストがファンから直接寄付を集めることができる機能をリリース予定。Spotifyアーティストのプロフィールページに、オンライン寄付機能が実装される。アーティスト自身が選択すれば有効化。

3. Spotify Creator Tools
  楽曲マーケットプレイスのSoundBetterは、レベニューシェアを取らない。オーディオレコーディングプラットフォームSoundtrapは、教育者向けに無料試用版を提供。ポッドキャストサービスAnchorは、リスナーサポート機能の料金を無料化。

Spotify


日本の動き

文化庁長官のメッセージ

こちらについては賛否両論がありますが、まずは国としての支援の意思表示があったことに私は期待を抱きました。

日本の財団法人の動き

今のところ、基金という形で立ち上がってはいない模様。立ち上がり次第、追記していきます。

日本舞台芸術振興会

アーツカウンシル東京 これまでの助成事業採択者の支援

現代芸術振興財団  引き続きコンペは実施している模様

芸術文化振興基金 基金への個人での寄付は可能

https://www.ntj.jac.go.jp/kikin.html

国際交流基金 基金への個人での寄付は可能

日本演奏連盟 賛助会員として個人寄付は可能

日本における民間企業の動き

企業メセナ協議会を民間に入れるかちょっと悩ましいですが、クラウドファンディングサイトを運営しているのでこちらに。各種イベント開催や文化事業のクラウドファンディングプロジェクトが掲載されています。

音楽専門クラウドファンディングサイトのwe fanは、所定の条件をクリアするプロジェクトの場合、決済手数料13%が5%に優遇される措置があります。これは事前にミュージシャン自身がプロジェクトを立て審査に通過していることが条件です。

企業メセナ協議会 クラウドファンディングサイト

音楽専門クラウドファンディング we fan サポートプログラム(決済手数料優遇措置あり)

日本のプロオーケストラでオンライン寄付可能な団体

筆者がアマチュアオーケストラプレイヤーであることもあり、偏りあってすみませんが、現段階でオンライン寄付が可能なプロオケのリンクを貼ってみます。ちなみにオンライン寄付の定義は、インターネット上で決済登録が出来るものか、オンラインフォームで申し込みが出来るものとしてます。順不同。

新日本フィルハーモニー交響楽団

東京交響楽団

日本フィルハーモニー交響楽団

神奈川フィルハーモニー管弦楽団

札幌交響楽団

日本センチュリー交響楽団

その他の手段

日本の場合、ふるさと納税という手段もあります。また音楽関連の教育を通じてという手段もありそうなので、私が知っている団体のリンクを貼ります。

ふるさと納税で芸術分野に寄付をする

使い道が「芸術」「音楽」関連の納税先検索結果

エルシステマジャパン 音楽教育団体



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データ分析系の仕事をしています。大学でエスノグラフィからのモノづくり→広告制作会社→マーケティングリサーチ→某ポータルサイトでビッグデータ分析→現在。複業でサービスデザインWorkshopの会社を起業しています。音楽中毒。
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