子供たちは本当の事を知ってしまった

学習塾を始めてそろそろ40年になる。「時代も変わって子供たちや親も変わってきた」なんてこれまでの延長で呑気に言ってる時代は過ぎた。

コロナ禍を渡ってきた私たちの世界は大きくひっくり返され、子供たち親たちの認識も大きく変わった。

人間は大人も子供もある意味、本質を学んだ。

しかし、一部の子供たちは、その歪の中に取り残されてしまった。
不登校が過去最高になっているという。

コロナで登校できずに、学校に行かない選択が堂々と出来た。
そんな中で、虚無な学校生活に気づいた子たちが多い。
それは、当然であろう。

不登校になった過敏な子たちが、まずはいるということだ。

「どうして行きたくない学校に行かなきゃいけないんだ?」

まさしくそうだ。行きたくないところに無理して行く必要はない。

でも、どうして行きたくないのだ?

行ってもいかなくても同じどころか、学校なんて行かない方がいいことが分かったからではないか。

時代に応答出来ない教育機関に反して、僕は塾に通う子供たちに素晴らしいコロナの過ごし方を教えてきた。

バーチャル(ZOOM)で1日中過ごす毎日、学校に行かない子供たちは、各々、自分の好きなことをしながら勉強するという毎日を繰り返し、どんどん生き生きしてきた。

そんな毎日が、1年以上も続いて、子供たちは本質を知ってしまった。
学校はなぜかつまらない、先生もつまらない、友達もつまらない。
何かが足りない。

それは、学びの本質なのだろう、


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