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2020東京五輪 選手予想 〜後編〜


前回の記事では 今年に五輪があったと仮定してメンバー候補を挙げたが、今回は具体的な18名をオーバーエイジも含めて考察する。


メンバー選考の際ポイントとなる点が2つある。

まずは複数ポジションをこなせる選手が優遇されるということ。招集人数制限が W杯などより少ない18人。そのため複数ポジションをこなせる選手が有利となる。

次に、代表経験のある選手が優遇されやすいということだ。(A代表やU22代表で) 森保サッカーに慣れているという面でも、国を背負うという経験がありメンタル的な安定をもたらすという面でも、代表経験はあった方がいいだろう。


それを踏まえてまずはキーパーから…。

キーパーに関しては、どれだけ所属チームで試合に出れてるかが一番大事になる。しかし若いキーパーが試合で使われることは日本では珍しい。(因みに海外では普通。日本のキーパーが育たない理由の一つかも…?)

そのため歴代のオーバーエイジはキーパーが多かった。

しかしサンフレッチェの大迫はスタメンとして定着し、素晴らしいパフォーマンスも見せている。既に代表経験もある。

もう1人。個人的にはベルマーレの谷を推薦したい。定期的に試合にも出ている。


次にセンターバック。

冨安と渡辺剛は外せないだろう。既にA代表経験もある2人だ。

他には板倉と町田を選びたい。板倉に関してはボランチでプレーすることもできる。

OAとして吉田を選ぶという話をよく聞くが、23以下の選手でも 有望なCBは多くいる。


右WBには、橋岡と菅原を推薦したい。菅原より代表経験の多い相馬を選ぶべきか悩んだが笑、より多くのポジションをこなせるという理由で菅原を選んだ。


左WBには長友(OA)を選びたい。今シーズンの活躍を見ると、杉岡は選びづらい。その上で、チームを明るくしてくれるという意味で長友を選んだ笑。


次はボランチ。

まず田中碧と柴崎(OA)は確定でいいだろう。プレーメイクの面でも守備の面でも、この2人が群を抜いている。

控えとしては鳥栖の松岡を選びたい。代表経験こそないが、あの貢献力がチームに波及するものは大きいだろう。


この時点での選手数は12人。ここから前線の選手を考える。

外せないのが、大迫(OA) 久保 堂安 の3人。

バックアッパーとして前田大然の名前がよく挙がっているが、ミスも多く、久保や堂安が彼のスピードを活かせるかと言う疑問もある。

そこで、トップの控えには上田を選びたい。


シャドーの控えとしては遠藤渓太と森島司を推薦する。安部裕葵という選択肢もあったが、WBの層が薄いため WBとしても戦える遠藤を選んだ。


改めて選んだメンバーを並べると…

大迫、谷、冨安、渡辺、板倉、町田、橋岡、菅原、長友(OA)、田中碧、柴崎(OA)、松岡、久保、堂安、大迫(OA)、上田、遠藤渓太、森島。


このように考察したが、一年延期となってしまった東京五輪。
他の若手選手の怒涛の追い上げにも注目だ。