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#28 自分らしくあれ

「自分らしさ」とは何かを考えたことはあるだろうか?

就活で聞かれることも多いのではないだろうか。
またアイデンティティを持つにも「自分らしさ」を理解することが必要不可欠である。

楽しそうにスポーツをしていることが自分らしいのか、
目標に向かってがむしゃらに頑張るのが自分らしいのか?
短期集中で物事に取り組むのか、コツコツ積み上げるのか。

「自分らしさ」には様々な形があるが、本当にそれが自分ならでは「自分らしさの形」であるのかは繰り返し考えていく必要があるだろう。


こんにちは、大学生レフティこと川北健斗です!

今年の夏は気温が高く、とても厳しい気候ですね…。
どこまで気温が上がるのか心配です。

ということで、今回は「自分らしさ」について書いていこうと思います!SNSが蔓延る現代であるからこそ、自分を見失う人が多い。

だからこそ、
「自分らしく生き生きと生きてほしい!」
そんな思いで書いた文章になりますのでぜひご一読ください!


「自分らしさ」って何?

「自分らしさ」は二つの視点がある。
自分自身で感じる「自分らしい」、他人が感じる「あなたらしい」である。

しかし、いずれも「個性」「持ち味」「長所」「ストロングポイント」などを基準に捉えている。

今回は自分自身で感じる「自分らしさ」について書いていく。

自分についてよく知ること。自覚すること。

では、「自分らしくある」ために必要なことは何か。

それは「自分についてよく知ること」である。

すなわち、
「自分に関することに気づき、自覚すること」
とも言えるだろう。

といっても自分の何について自覚すれば「自分らしくある」ことに繋がるのだろうか。

性格だろうか?
それとも得意なことだろうか。
はたまた持ち味だろうか?

もちろん、これらのことも重要であるが、もっと内面に目を向けるべきである。

自分らしくあるために自覚すべき3つのこと~①

では具体的にどんなことを自覚すべきなのか。

1つ目は、
「大切にしている考えや価値観」
である。

人は考え方や価値観に基づいて生活している。
にも関わらず、その考え方や価値観がどのようなものか自覚していない場合が多い。

私であれば、
「迷ったらまずは行動を起こすべき」や「ワクワクすることを優先する」
という考え方を持っていることを自覚しているため、自分らしくあることができている。

一方で「自分らしさ」について分からない人は、自分がどんな考え方や価値観を大切にしているか分からず、ただ無意識的にそれらに従っている
そのため、「自分らしいって何?」といった疑問が湧いてくる。

だからこそ「大切にしている考え方や価値観」を自覚することによって、「自分」の解像度を上げていくべきである。

自分らしくあるために自覚すべきこと~②

自覚すべきことの一つ目は、「大切にしている考え方や価値観」であった。

では二つ目は何だろうか?
これはベクトルは違うものの、一つ目に似通っていることである。

それは、
「何がどうしてやりたくなくて、嫌なのか」
である。

しかし、これには段階があって、ただ単に「勉強がやりたくない、嫌」で終わるのではなく、「なぜやりたくなくて嫌なのか」まで深ぼることである。

例えば、「成績優秀なA君と比べられるから勉強が嫌」であれば、「テストや成績といった基準が嫌」なだけで「勉強自体は嫌じゃない」可能性はある。

一方で、「勉強はある一定の解を求めるから嫌」であれば、「学校教育のような勉強が嫌」であるため、自然観察や社会見学、美術、スポーツなどの「感受性を活かした縛られない勉強は嫌じゃない」と考えられる。

しかしながら、一緒くたに「勉強が嫌」とすると、成長や新たな気づきなどの「自分らしさ」を形づくるチャンスを逃してしまう

だからこそ、「何がどうしてやりたくなくて、嫌なのか」を自覚することが「自分らしくある」ために重要なのである。

「面倒くさいから」や「意味を感じないから」という理由にも根本的な原因はあるので、そこからさらに深ぼる必要がある。

自分らしくあるために自覚すべきこと~③

一つ目は「考え方・価値観」、二つ目は「やりたくない・嫌なこと」であった。
では三つ目は何だろうか。

それは、
「どんな欲望を持っているか」
である。
目標や夢でも良い。

「大きなことを成し遂げたい」や「友達に信頼され頼られたい」、「チームのために裏方で支えたい」、「ワクワクすることをしたい」といった抽象的なものでも具体的なものでも何でもよい

重要なのは、その欲望が「大きいものなのか、小さいものなのか」「自己実現なのか、利他的なのか」などと分析したうえで自覚することである。

そうすれば、「影響力が大きなことをしたいのに、影響力の小さいことばかりやっている」というような齟齬は起こらない。

自分をよく知るためには?

以上では、「自分らしくある」ために自分をよく知り自覚することが重要であると述べてきた。

では、内容は分かったとして方法としてはどうすればよいのだろうか。
この方法は自己分析が苦手な人でも簡単に実施できる。

それは、
「自分のことを客体化して観察し、自分との対話をすること」
である。
その時の気づきをノートなどに書き留めておくことも役に立つ。

一見、「自分のことを客体化して観察し対話する」のは難しいかもしれない。
「主体としての自分」が一般的であるからそれは仕方ない。

しかしよく考えてみてほしい。
他人のことを知ろうと思ったときにはどうするか?

ある映画の一節でこのような言葉がある。

相手のことを知りたかったら、やることは一つ。
よく見ること。

ワンダー 君は太陽(吹替版)

我々は「よく見ること」によって他人について知っていくのである。

つまり、「○○が好き」「○○な性格」「意外と○○な側面もある」と言うような、相手のことを観察し、対話をすることで他人について深く知っていくのである。

これを自分に置き換えて行うだけである。
「自分は何が好きなのか」「どんな性格なのか」「どんな側面があるのか」と観察し、自分自身と対話をするのである。

「自分らしくある」ことの意義

ここまで、「自分らしくある」ために必要なことについて述べてきた。

ではなぜ「自分らしくある」ことが必要なのか?

それは
「自己実現に向けたエネルギッシュな生活ができる」
「自分らしくあることでストレスを軽減して生き生きと生活できる」

からである。

つまり、「何気なく過ごす灰色の世界に色付けていく」感覚であろうか。

また、以前のnoteでも書いたように、人間は伝導性が高い
それによってあなたが「自分らしく生き生きと過ごす」ことが、他人が「自分らしく生き生きと過ごす」ことにも伝播し、全員の幸福度に繋がっていくのである。

あなたが「自分らしくある」だけで、自分の幸せだけでなく、世のため、他人のためになるのである。

そして良いサイクルを生み、巡り巡って自分にも返ってくるのである。

終わりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。
私の思いを長々と書かせていただきましたが、如何だったでしょうか?

ここで一つ理解してほしいのは、「自分らしさ」には様々な形があること、そして決して優劣が付くものではないということ、他人と比較する必要がないことである。

例えば、「自分を持たないことこそ自分らしさ」というような形もあり、それを比較し、悪いことだと否定する必要はないということである。

おれにはおれらしさがある。
あなたにはあなたらしさがある。

各々が日々「自分史上最高の瞬間」を!

それでは!

これがおれの自分らしさ。


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