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2024/7/20 J1 第24節 アビスパ福岡vs東京ヴェルディ チーム力の底上げ

表題の件について。

試合内容

まずはスタメン。

ヴェルディは大幅にスタメンを変更
宮原、見木、木村勇大がスタメンに。
綱島がCBに配置転換し、千田がベンチに。
宮原のWBは見たかった。
これから約3週間の中断期間に入る中で、このスタメン表を見ると、
これが現時点でのベストなスタメンということか。
(楓喜が五輪で不在、森田が怪我明けというのもあるが)

前半からヴェルディもチャンスを創出するシーンもあったが、
福岡の入りも脅威に感じた。
福岡にボールを保持されるシーンが目立ち、
特に紺野がボールを持った時は危険であった。
スルーパスやクロスなどそこから決定機につながりそうなシーンがあり、
福岡も改めて一筋縄ではいかない相手だと感じた。

ただ前半20分頃の飲水タイムでヴェルディは修正を加える。
相手のキーマンであった紺野にボールを触れさせないよう、チームとしてよりプレスの圧が高まっているように見える。
また、攻撃の面では斎藤功佑、見木を中心としてボールも回るし、失わない。
ボールは回るようになってきたけど、後一歩のところがなかなかうまくいかない時間もあった印象だったが、
前半38分に見木が相手を引き付けて出したスルーパスにフリーの山見が決めて先制!
試合を優勢に進めていたヴェルディは待望の先制点を奪うことができた。

前半の飲水タイムを経て試合の流れを変えて、前半終了。

後半、福岡が1枚交代。
重見 → ザヘディ
最近ベンチにいる福岡のエースが後半頭から出場。
正直なところ、恐怖感はあったものの、
蓋を開けてみると、あまり怖さは感じなかった。
動きが少なく、試合中消えてる場面が目立っていると感じた。
またジャッジなどにややイライラしている印象も受けた。

ヴェルディも今日CBで出場している綱島が相手との対峙の中でイエローカードを受けてしまう。
審判にも注意されるシーンがあり、本人も少しフラストレーションがたまっているように見えた。
そんな中で、ヴェルディは交代のカードを切る。

綱島 → 松橋
宮原がCBへ。

福岡も 前 → 平塚を投入。

さらに福岡はシステムを4-4-2へ変更。

ヴェルディとはシステムの上では、ミラーゲームだった中で、
福岡はシステム変更により変化を加えてきた。
更に、
佐藤凌我 → 鶴野を交代。

ヴェルディも77分に、
山見 → 森田
木村 → 剛綺
を投入し、森田で試合を落ち着かせる、剛綺を入れて前線からの守備やキープをしたい狙いか。

さらに福岡はより点を奪っていくために攻撃的な交代を行う。

昨年までヴェルディでサイドやウィングでプレーしてた北島が右サイドバック、岩崎も左サイドバックというなかなか見たことない攻撃的な布陣。
ヴェルディも、
斎藤 → 稲見
翁長 → 千田
を投入し、5-4-1でブロックを作って、相手の攻撃を耐えしのぎ、機会があればカウンターを狙う展開。

更に染野が脳震盪の疑いによる交代でチアゴが投入される。
そのチアゴがカウンターから相手DFをかわして、シュートを打つもこれは相手GKが足に当ててセーブ。

試合はこのまま終了。
ヴェルディが6/29以来の公式戦勝利。

試合の振り返りと展望

この試合は見木と斎藤の2ボランチが印象として残っていた。
見木は結果として決勝点をアシストもする形になったが、
それ以上に密集地帯でボールを失うことがないし、
相手の逆を突いて剥がす、持ち運ぶプレーができるのはでかい。

斎藤は、いつも見てて思うのがサッカーIQが高い。
常に味方の立ち位置とかおかれてる状況とかを考えながらプレーしているのが分かって、それに加えて高い技術があってディフェンスと前線を繋ぐリンクマンとして機能している。

ヴェルディの選手を見ていて思うのはポリバレントな選手が多いなと感じる。
斎藤功佑 ボランチ、シャドー
見木 ボランチ、シャドー
宮原 CB、WB、ボランチ
綱島 ボランチ CB シャドー
稲見 ボランチ WB
松橋 WB シャドー

毎試合選手や配置が入れ替わっても高い次元でパフォーマンスが発揮できるのは大きな強みで、特に最近は山見のように控えだった選手がスタメンで活躍したりチームとしての底上げができているのはなにより大きい。
特にコンディションが厳しい夏場で層が厚くなっていることは大きなアドバンテージになる。

守備の面では谷口もコンディションが戻り、より強固なディフェンスラインを構築できるようになってきている。
7月の試合はすべて1失点のみと大量失点している試合もない。
しかもセレッソ戦は10人での戦い、町田戦も崩された失点ではなくオウンゴールという形なので、流れの中で失点する確率は下がってきている。

ヴェルディはこれで順位も一桁の9位まで浮上。

まだまだ上位浮上も狙える位置で、今後の更なる躍進には期待せざるを得ない。
次は8/7 (水)19時から広島戦になる。
広島は前回アウェーで1-4で敗戦をしている相手で、ヴェルディと同じような思考をもったサッカーをさらに質高くしてる印象で、なかなか厳しい相手だ。

サンフレッチェにどう立ち向かっていくのかを明日の鳥栖戦をチェックしてまとめてみたいと思う。

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