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7/11 EURO2024 準決勝 イングランドvsオランダ ようやく牙を剝きだしたスリーライオンズ

表題の件について。

試合内容

まずはスタメン。

両チームともシステムは変わらず。

イングランドはこれまでの試合と比べて選手の距離感も良く、出だしもテンポよく、選手たちが連動しているように見えたが、
そんな中で先制点を獲得したのはオランダ。高い位置でボール奪取し、ドリブルで持ち運んだシモンズの強烈なミドルシュートが決まる。

試合はその後もボールを保持するイングランドと守備に回ってカウンターを狙うオランダの展開。
イングランドはこの試合を観ていてどこかで点は入りそうだなという気はしていた。

その中で、エリア内でダンフリースの足裏がケインの足に入ったように見えてPKの判定に。
そのPKをケインが読まれても止められないコース、スピードで決めて追いつく。

前半34分にデパイが負傷退場。
フェールマンがIN。
シモンズが頂点に入る形か。

前半はこのまま1-1で終了。
両チームともハーフタイムに交代に動く

イングランド
トリッピアー → ルーク・ショー
オランダ
マレン → ヴェグホルスト

後半は選手交代とともに徐々にオランダペースへ。
ヴェグホルストを投入し高さという分かりやすい特徴を持った選手を前線に配置することで、攻撃が徐々に回り始める。

その中で、イングランドは79分に選手交代。
ケイン → ワトキンス
フォーデン → パーマー

エースでキャプテンを務めるケインを交代したことで何を狙ったのか。
この後半で試合を決したいという部分だったのだろうか。
ワトキンスはエリア内で勝負ができるタイプのストライカーで、ケインとはまた違う持ち味を持った選手が投入された。
パーマーは交代で入ったものの、いまいち試合に入り切れていない印象を感じた。

そしてこのまま後半も終了して延長戦を覚悟していた中で、
投入されたワトキンスが仕事した。
スルーパスを受けるとディフェンスをブロックして、シュートコースを確保して打ったシュートをファーにぶち込んだ。

この大会を通してあまりハマった印象のなかったサウスゲイトの采配があたった形となった。
イングランドはこの大会を通じて初めて90分で複数得点を奪ったことになる。

このまま試合は終了し、イングランドが決勝に駒を進めた。

決勝への展望

イングランドは正直、オランダに負ける可能性が全然あると思っていた。
スイス戦からシステムを3バックに変更したことで、選手同士の距離感も良くなった印象もあり、過去の4バックの試合はだいぶ窮屈そうに見えたが、改善されている。

決勝に向けて変更を加えるとするなら、ショーを先発で起用するというところか。
ショーがグループステージ、決勝トーナメント途中までは怪我もあって不在だったが、イングランドにはこの左SB、WBを本職とする選手がいなかった。ずっとトリッピアーが出ていたが、やはり持ち味を発揮できていたとは言い難く、彼は右からのクロス、ロングボールを強みとする選手だ。

後は変更を加えるとするなら、右WBにトリッピアーかウォーカーを持ってくるということになるか。
スペインのウィングが強烈なため、守備のバランスを考えてそのような起用もありか。

イングランドがようやく目覚めたところではあるものの、対峙するスペインはかなりチームとして洗練されている。
これまでの試合をトータルで見ても、スペインの方が歩があるようには感じる。
イングランドは2大会連続で決勝に進出しているということもあり、是が非でも優勝を狙いたいところだ。

一応スコア予想すると、
スペイン 2 
イングランド 1
かなと思っている。

決勝が3連休の真っ只中でよかった。。
と思う社会人の方は多いのではないだろうか。

ということで本日も読んでいただきありがとうございました。
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