カオナシが教えてくれること
自分を持たず、他者や状況によって変化する存在。誰かとくっつきたいけど自分がない。
これ、宮崎駿がカオナシを表現した言葉です。
「自分がある」「意志が強い」という人ってメンタルが強い人と言われますが、心療内科の先生がそういう人こそ「人の気持ちを考えられない」というふうに言われていました。
だからカオナシって悪いばかりの存在ではなくて、人の気持ちに敏感で求められる自分であろうとする優しい人なんじゃないかと最近思います。
意図しているわけではないのですが、子どもたちに合わせて繰り返しみる作品は、その時々で生きるヒントをくれたり解釈を変えて考えに厚みを持たせてくれます。
そして物事を額面通り受け取るのではなく、様々な角度から捉え考えられる人間でありたいと最近となみに思います。
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