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花散らしの雨

雨の週末。
涙のように降り続ける雨が桜を散らす、息を呑むほどに美しい情景がありました。
この時期の雨にはなぜだかとても感情移入してしまって、雨を前向きに捉えることが難しい。

桜と共に降りしきる雨をみると、感情も飽和状態になり、わけもなく悲しくなる‥
五月病よりもひと足先に訪れる、個人的な悲しみの季節は、子どもの頃の引っ越しの経験が呼び起こされるからかもしれません。

散ってしまった後も桜は色を失わずに美しい。同じように、悲しむ姿も未練やぬかるみを感じさせない、美しい自分であるよう悲しみの引き際も大切にしたいと思います。
雨で冷え切った心や身体に、わたしが贈ることができるのは身体のケアです。

どんな感情も、自分のステータスであることを心に留めて自由に動くためのヨガと瞑想の時間をお届けしたい、というのが朝ヨガの根っこの部分。
湿っぽくなっちゃったけど、それもわたし。そしてそれも朝ヨガ。

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