【高血圧に悪い食べ物9選】
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高血圧とは?
高血圧とは、血液が体内の動脈を押す力が強すぎる状態のことを指しています。その為、酸素を多く含む血液を全身に送り出すために余分な仕事が必要になり、心臓発作、脳卒中、その他の深刻な健康問題を引き起こす可能性が高くなります。
しかし、バランスのとれた食生活を送ることで「血圧を正常な範囲に留めて、高血圧そのものの発症リスクを減らす事が出来る」ということが、研究により明らかになっています。
Hypertension Canadaによると、ナトリウムは不健康な血圧をもたらす最大の原因になります。血圧を下げるために、ナトリウムの摂取量を1日2,000ミリグラム未満にすることを推奨しています。
(注釈:ナトリウム(=食塩)とは、精製塩の事を指します。天然塩の事ではありません。)
しかし、一般的に食べられている(注釈:特に日本の加工)食品は、食塩の含有量が非常に高いものが多い、というのが事実です。
【高血圧に最も悪い食べ物9選】
①外食
外食がおいしいのには理由があります。油や砂糖、特に塩分、化学調味料(アミノ酸)がたっぷり使われているからです。
ほとんどの外食(特にファーストフード)は、健康増進を目的に作られたものではなく、できるだけ「早く」「おいしく」食べられるように作られたものなのです。
その為、外食は高血圧を引き起こす大きな原因の一つとなっているのです。スマホ1つで、ファーストフード簡単に注文出来る時代となりましたが、食塩を多く含むこれらの食事は控えましょう。
②加工食品(お菓子類)
ポテトチップス、クッキー…これらの加工食品は、高血圧(プラス、その他の疾患)の原因として、悪い影響を与える食品です。
高度に加工された食品には、多くの食塩、酸化した油、そして添加物がたっぷり含まれており、中毒性もあります。
③加工食品(肉・魚類)
ハム、ベーコン、サラミ、ソーセージ、ランチョンミート、スモークサーモンなどの加工食品も、高血圧に良くない食品です。
これらの食品は、熟成の過程で食塩を大量に使います。熟成させることで、これらの食品は長期保存が可能になりますが、同時に食塩が非常に多く含まれることになります。
④レトルトのスープ類
スープは野菜たっぷりのヘルシーなメニューと思われがちですが、実は食塩の量が非常に多いメニューです。
特に缶詰や加工品のスープやブロスには、その傾向があります。お気に入りのスープを選ぶときは、減塩ラベルのものを選ぶようにしましょう。
⑤パン
パンは塩辛いと思わないかもしれませんが、意外にも多くの塩分が含まれています。特に気を付けるべきなのは、加工された惣菜パンなどです。
加工度の高い惣菜パンは出来る限り避けて、食物繊維が豊富な全粒粉のパンなど、材料がシンプルなモノを選ぶと良いでしょう。
⑥缶詰類
缶詰は保存のために、多くの食塩が含まれている場合があります。
野菜の缶詰などは、いざというときに便利ですが、普段使いにする場合は、減塩や無塩の缶詰を選ぶようにしましょう。
⑦冷凍食品
冷凍食品も、味を良くするために塩分が多く含まれていることが多い食品です。「ヘルシー」や「低カロリー」として販売されている冷凍食品でも、ナトリウム濃度が高い場合があるので、原材料のラベルをよく確認しましょう。
⑧漬物類
漬物は、長期保存をするために、塩分濃度が高い商品の一つです。漬物を購入する際は、減塩タイプや、天然塩を使用しているものを選ぶなど工夫が必要です。
⑨調味料
調味料には、非常に多くの食塩(更に、砂糖・添加物・化学調味料など)が含まれています。
ケチャップ、マスタード、サラダドレッシングなどの調味料は、ついつい付け過ぎてしまうので、使用量にも十分注意しましょう。
【まとめ】
減塩タイプの調味料を選んで食塩の摂取量を減らすことは、腎臓や動脈の負担を最小限にし、高血圧を防ぐ方法のひとつです。
高塩分食品は高血圧を発症する一因に過ぎませんが、高塩分食品の摂取量を減らすことで高血圧を軽減できることが研究により明らかになっています。
高血圧の方は、健康状態を改善するために、必要な食生活の改善や医師に相談してみてください。
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